map 関数

関連するスキーマタイプがわかっている場合、動的なタイプを設計することができます。 スキーマのメンバー名は、一定のルールに従って動的なクラスフィールド名に変換されます。

関連するスキーマ・タイプが分かっている場合は、map 関数を使用して動的タイプを設計します。

  • T複合 タイプである場合、map(T) は、T に関連する動的クラスを表します。

  • Tアトミック 単純タイプの場合、map(T) は、マップされた動的タイプを表します。これは以下のルールに従います。

    1. T が組み込みタイプである場合、 動的タイプは XXX として表されます。

    2. マップ (T) = マップ (基本 (T)) で、基本 (T)T の直接基本単純タイプです。

map 関数の例

以下のように定義される単純タイプ MyT の場合、

<simpleType name="MyT">
  <restriction base="string">
</simpleType>

map(MyT) = java.lang.String のようになります。

以下の式があります。

class C 
{ 
 [map(MyT)] myField;
}

以下を表します。

class C
{
  java.lang.String myField;
}

スキーマ・メンバー名から動的クラス・フィールド名への変換

スキーマ・メンバー名は、いくつかのルールに従って動的クラス・フィールド名に変換されます。

スキーマ・メンバー名は、以下のルールに従って動的クラス・フィールド名に変換されます。

  • 最初の入力文字は小文字に変換されます。

  • Java™の識別子に含まれる可能性のある文字はすべて、変更することなく翻訳されます。

  • その他の文字は廃棄され、次の文字は大文字に変換されます。

  • 変換後のメンバー名が既にメンバー ID として使用されている場合、数字のサフィックスがその名前に追加されます。 例えば、fieldfield_0 になります。

以上のルールに従い、my-addressmyAddress になります。