DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows

IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP) のアップグレード

DB2® インストーラー、または IBM® DB2 サーバーのインストール・メディアに組み込まれている installSAM インストール・スクリプトを使用して、IBM Tivoli® System Automation for Multiplatforms (SA MP) をアップグレードすることができます。

このタスクについて

制約事項

始める前に

DB2 インストーラー、installSAM、または uninstallSAM のいずれを使用するかにかかわらず、SA MP のインストール、アップグレード、またはアンインストールの基本的な前提条件を満たしている必要があります。 DB2 インストーラーを使用した SA MP のインストールおよびアップグレードを参照してください。

SA MP が既にインストールされている場合、DB2 インストーラーまたは installSAM インストール・スクリプトを使用して、SA MP のインストール済みバージョンをアップグレードすることができます。 SA MPのアップグレードについて詳しくは、IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP) のアップグレードを参照してください。

一部の環境では、DB2 バージョン 9.7 が最初に使用可能になった時に一緒にパッケージされていたバージョンよりも新しいバージョンの SA MP が必要となります。 バージョン 9.7 フィックスパック 2 以降には、SA MP の新しいバージョンが組み込まれており、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 または POWER7® システムを用いた環境で使用できます。 バージョン 9.7 フィックスパック 3 およびそれ以降のフィックスパックには、AIX 7.1 環境で使用可能な SA MP のアップデート・バージョンが含まれています。 バージョン 9.7 フィックスパック 4 およびそれ以降のフィックスパックには、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6 環境で使用可能な SA MP のアップデート・バージョンが含まれています。POWER7 システムを使用しているものの、DB2 バージョン 9.7 フィックスパック 2 以降を適用できない場合には、www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21420730 にある Web サイトで説明されている手順を使用して、POWER7 サポートを手動で有効にしてください。

バージョン 9.7 フィックスパック 2 以降のフィックスパックのイメージから SA MP をインストールする場合、インストールの前に、フィックスパックのイメージに含まれている SA MP の試用ライセンス・ファイルを、パスポート・アドバンテージの Web サイトから入手可能な、SA MP の永久ライセンスに置き換えます。現時点でライセンス・ファイルを置き換えることができない場合は、-f NOTSAMP オプションを使用して SA MP アップグレードをスキップすることができます。

SA MP にバンドルされている Reliable Scalable Cluster Technology (RSCT) のファイル・セットが PowerHA® SystemMirror に依存しているので、IBM PowerHA SystemMirror for AIX クラスターを実行している場合には、SA MP のインストール、アップグレード、または更新を実行することはできません。SA MP のインストールをスキップするには、db2setup コマンドまたは installFixPack コマンドを使用します。 PowerHA SystemMirror クラスターを使用する SA MP のインストールやアップグレードについては、IBM サポートおよびダウンロード Web サイト (http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21045033) から入手可能な「Upgrade guide for DB2 Servers in HACMP™ Environments」というタイトルのホワイト・ペーパーを参照してください。

手順

SA MPをインストールまたはアップグレードするには、以下の 2 つの方法があります。

次のタスク

DB2 インストーラーまたは installSAM インストール・スクリプトが返す警告またはエラーに関する診断情報については、SA MP のインストール・ログを参照します。 SA MP のインストール・ログについて詳しくは、IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP) のインストールおよびアンインストール・ログを参照してください。