Db2 サーバーのアップグレード

Db2 バージョン 11.5 にアップグレードするには、既存の Db2 サーバーをアップグレードする必要があります。

Db2 サーバーをアップグレードするには、 Db2 バージョン 11.5 コピーをインストールしてから、すべてのインスタンスおよびデータベースをアップグレードして、 Db2 バージョン 11.5 コピーの下でそれらを実行できるようにする必要があります。

既存の Db2 バージョン 10.5 および Db2 バージョン 11.1 インスタンスおよびデータベースを Db2 バージョン 11.5に直接アップグレードできます。 Db2 サーバーのアップグレードに関する重要事項で、アップグレード・プロセスに関する詳細、制約事項、および認識しておく必要がある可能性のある問題について説明します。 Db2 バージョン 11.5へのアップグレード方法について詳しくは、 Db2 サーバーのアップグレード・タスクを参照してください。 Db2 サーバーのアップグレードのトピックで、 Db2 バージョン 11.5 コピー という用語は、 Db2 バージョン 10.5 または Db2 バージョン 11.1を指しています。

Windows オペレーティング・システムでは、Db2 バージョン 11.5 より前の既存のコピーを自動的にアップグレードできます。インストール時に既存の Db2 コピーをアップグレードすることを選択した場合、インストール後にアップグレードする必要があるのはデータベースだけです。

Db2 サーバーが Db2 バージョン 10.5より前のリリースで稼働している場合は、まずそれらを Db2 バージョン 10.5にアップグレードします。 Db2 バージョン 11.5にアップグレードする前に、 Db2 バージョン 10.5 または Db2 バージョン 11.1 の最新のフィックスパックにアップグレードすることをお勧めします。

Db2 バージョン 11.5 へのアップグレードは、以下の Db2 製品でサポートされています。

表 1. アップグレードがサポートされている Db2 データベース製品
DB2 バージョン	Db2 製品名
バージョン 11.1	Db2 Advanced Enterprise Server Edition Db2 Enterprise Server Edition Db2 Workgroup Server Edition Db2 Direct Standard Edition Db2 Direct Advanced Edition Db2 Connect Enterprise Edition DB2 Connect Unlimited Edition Db2 Connect Application Server Edition IBM® Db2 Performance Optimization Feature for Enterprise Server Edition IBM Data Server Client IBM Data Server Runtime Client
バージョン 10.5	Db2 Advanced Enterprise Server Edition Db2 Enterprise Server Edition Db2 Workgroup Server Edition DB2 Personal Edition Db2 Express® Server Edition Db2 Connect Enterprise Edition DB2 Connect Unlimited Edition Db2 Connect Application Server Edition IBM DB2 Performance Optimization Feature for Enterprise Server Edition DB2 Storage Optimization Feature IBM DB2 Advanced Access Control Feature IBM Db2 High Availability Feature for Express Edition IBM Homogeneous Replication Feature for Db2 Enterprise Server Edition IBM Data Server Client IBM Data Server Runtime Client

注: Db2 サーバーは、クライアントと同じフィックスパック・レベルにすることをお勧めします。

Db2 製品がサポートされていない場合は、 Db2 サーバーのアップグレードに影響を与える非推奨または廃止された機能を参照してください。