ALTER HISTOGRAM TEMPLATE ステートメント
ALTER HISTOGRAM TEMPLATE ステートメントは、1 つ以上のサービス・クラスまたは作業クラスのデフォルト・ヒストグラムをオーバーライドするために使用できるヒストグラムのタイプを記述するテンプレートを変更するために使用されます。
呼び出し
このステートメントは、アプリケーション・プログラムに組み込むか、あるいは対話式に発行することができます。 これは、DYNAMICRULES の実行動作がパッケージに効力を持つ場合にのみ、動的に準備できる実行可能ステートメントです (SQLSTATE 42509)。
許可
このステートメントの許可 ID が持つ特権には、WLMADM または DBADM 権限が含まれている 必要があります。
構文
説明
- テンプレート名
- ヒストグラム・テンプレートの名前を指定します。 これは、1 部構成の名前です。 これは、SQL ID です (通常 ID または区切り ID)。 名前は、現行のサーバー上の既存のヒストグラム・テンプレートを識別するものでなければなりません (SQLSTATE 42704)。 テンプレート名には デフォルト・システム・ヒストグラム・テンプレート SYSDEFAULTHISTOGRAM を指定できます。
- HIGH BIN VALUE bigint-定数
- 最後から 2 番目の bin の上限値を指定します (最後の bin の値には上限がありません)。 単位はヒストグラムの使い方によって異なります。 最大値は 268 435 456 です。
ルール
- ワークロード管理 (WLM) 排他 SQL ステートメントの後は COMMIT または ROLLBACK ステートメントでなければなりません (SQLSTATE 5U021)。 WLM 排他 SQL ステートメントは次のとおりです。
- CREATE HISTOGRAM TEMPLATE、ALTER HISTOGRAM TEMPLATE、または DROP (HISTOGRAM TEMPLATE)
- CREATE SERVICE CLASS、ALTER SERVICE CLASS、または DROP (SERVICE CLASS)
- CREATE THRESHOLD、ALTER THRESHOLD、または DROP (THRESHOLD)
- CREATE WORK ACTION SET、ALTER WORK ACTION SET、または DROP (WORK ACTION SET)
- CREATE WORK CLASS SET、ALTER WORK CLASS SET、または DROP (WORK CLASS SET)
- CREATE WORKLOAD、ALTER WORKLOAD、または DROP (WORKLOAD)
- GRANT (ワークロード特権) または REVOKE (ワークロード特権)
- WLM 排他 SQL ステートメントをグローバル・トランザクション (例えば XA トランザクション) 内で発行することはできません (SQLSTATE 51041)。
注
- 全パーティションを通じて、同時に実行できる非コミットの WLM 排他 SQL ステートメントは 1 つのみです。 非コミットの WLM 排他 SQL ステートメントが実行されている場合、後続の WLM 排他 SQL ステートメントは、現行の WLM 排他 SQL ステートメントがコミットまたはロールバックされるまで待機します。
- 変更はシステム・カタログに書き込まれますが、コミットされるまでは有効になりません。 これは、ステートメントを発行する接続の場合でも当てはまります。
例
LIFETIMETEMP という名前のヒストグラム・テンプレートの HIGH BIN VALUE を変更します。
ALTER HISTOGRAM TEMPLATE LIFETIMETEMP
HIGH BIN VALUE 90000