インストール済み Db2 データベース製品のディレクトリー構造 (Windows)

Db2 データベース製品をインストールするとき、Db2 データベース製品のインストール・パスを指定するか、またはデフォルト・パスを使用できます。 インストール後、Db2 オブジェクトがそれらのディレクトリーに作成されます。

以下のステップに従って、 Db2 製品が Windows にインストールされていることを確認します。
  1. コマンド・プロンプトから、 regedit コマンドを入力します。 「レジストリ エディタ」ウィンドウがオープンします。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE > Software > IBM > DB2 を展開します。
インストールされた Db2 製品が表示されます。
以下の表にデフォルトのインストール後の各 Db2 オブジェクトの場所を示します。
表 1. Db2 オブジェクトとその場所
Db2 オブジェクト 場所
DAS 情報
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1
データベース構成ファイル SQLDBCON C:\DB2\NODE0000\SQL00001
Database directory
以下のものに必要なファイルが含まれます。
  • バッファー・プール情報
  • 履歴情報
  • ログ制御ファイル
  • ストレージ・パス情報
  • 表スペース情報
C:\DB2\NODE0000\SQL00001
データベース・マネージャー構成ファイル db2systm
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2
Db2 コマンド C:\Program Files\IBM\SQLLIB\BIN
Db2 エラー・メッセージ・ファイル db2diag ログ・ファイル
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2
Db2 インストール・パス C:\Program Files\IBM\SQLLIB
イベント・モニター・データ用のディレクトリー C:\DB2\NODE0000\SQL00001\DB2EVENT
トランザクション・ログ・ファイル用のディレクトリー C:\DB2\NODE0000\SQL00001\LOGSTREAM0000
インストールのログ・ファイル
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\Users\USER_NAME\Documents\DB2LOG
インスタンス
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2
インスタンス情報
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2
ノード・ディレクトリー
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2\SQLNODIR
Db2 というインスタンスのローカル・データベース・ディレクトリー C:\DB2\NODE0000\SQLDBDIR
区画データベース環境ファイル db2nodes.cfg
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2
システム・データベース・ディレクトリー
  • Windows オペレーティング・システムの場合: C:\ProgramData\IBM\DB2\DB2COPY1\DB2\SQLDBDIR

以下の図は、デフォルト・オプションを使用する Windows オペレーティング・システムにインストールした後の Db2 ディレクトリー構造の例を示しています。 これらの図には、 Db2 と MYINST という 2 つのインスタンスがあります。 ローカル・ディスク C: の下のディレクトリー DB2 および MYINST は、該当するインスタンスの下にデータベースが作成された場合にのみ表示されます。

ディレクトリー構造 - インスタンス情報

ディレクトリー情報
  1. Db2という名前のインスタンスの C: ドライブの下に作成されるデータベースが含まれます。
  2. DAS についての情報が含まれます。
  3. Db2 という名前のインスタンスについてのインスタンス情報が含まれます。
  4. MYINST という名前のインスタンスについてのインスタンス情報が含まれます。
  5. MYINST と呼ばれるインスタンスの C: ドライブに作成されるデータベースが含まれます。

ディレクトリー構造 - ディレクトリー情報

インスタンス情報
インスタンス情報
  1. システム・データベース・ディレクトリー
  2. ノード・ディレクトリー
  3. db2diag ログ・ファイルは Db2 エラー・メッセージを記録します。
  4. db2nodes.cfg ファイルは、区画データベース環境に使われます。
  5. データベース・マネージャー構成ファイル

ディレクトリー構造 - ローカル・ディレクトリー情報

ローカル・ディレクトリー情報
  1. インスタンス Db2 のローカル・データベース・ディレクトリー
  2. インスタンス MYINST のローカル・データベース・ディレクトリー
  3. データベース構成ファイル

ディレクトリー構造 - インストール・ログ・ファイルの場所

Db2 ログ・ファイルの場所