blk_log_dsk_ful - ログ・ディスク満杯によるアプリケーション中断構成パラメーター
このパラメーターを設定すると、 Db2® データベース・システムがアクティブ・ログ・パスに新規ログ・ファイルを作成できない場合に、ディスク・フル・エラーが生成されないようにすることができます。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能
- Db2 pureScale® 環境のメンバーによって構成可能
- 伝搬クラス
- 即時
- デフォルト [範囲]
- いいえ [はい; いいえ ]
ディスク満杯エラーを生成する代わりに、正常実行されるまで Db2 データベース・システムは 5 分おきにログ・ファイルの作成を試行します。 試行するたびに、Db2 データベース・システムはメッセージを管理通知ログに書き込みます。 ログ・ディスクが満杯になったためにアプリケーションが停止したことを確認するには、 管理通知ログをモニターするしかありません。 ログ・ファイルが正常に作成されるまでは、 表データの更新を試行するユーザー・アプリケーションにより、 トランザクションをコミットすることができません。 読み取り専用照会が直接影響を受ける可能性は ありませんが、照会が更新要求によってロックされているデータ、または更新アプリケーション によってバッファー・プール内に固定されているデータにアクセスする必要がある場合は、読み取り専用 照会もハングするように見えます。
blk_log_dsk_ful を yes に設定する と、Db2 データベース・システムがログ・ディスク満杯エラーを検出したときにアプリケーションがハングするので、ユーザーがエラーを解決し、トランザクションを完了することができます。 ファイル・システムの容量を増やすか、同じファイル・システムの無関係なファイルを削除することによって、ログ・ディスク満杯の状況を解決することができます。
blk_log_dsk_ful が no に設定されている場合は、ログ・ディスク満杯エラーを受け取ったトランザクションは失敗し、ロールバックされます。
無限ロギングを使用する場合、つまり、データベース構成パラメーター logsecond が -1 に設定されている場合は blk_log_dsk_ful を yes に設定します。 無限ロギングでは、トランザクションが原因でログ・ディスク満杯エラーが発生する場合、状況によってはデータベースがオフラインになる可能性があります。