db2xprt - トラップ・ファイルのフォーマット・コマンド
Db2® データベース・バイナリー・トラップ・ファイルを人間が読める ASCII ファイルにフォーマットします。
トラップ・ファイル(* .TRP)は、デフォルトではインスタンス・ディレクトリー(DB2INSTPROF)にあり、diagpathデータベース・マネージャー構成パラメーターが設定された場合は診断データ・ディレクトリーのパスにあります。 SQLLIB/BIN ディレクトリーにあります。 db2xprt コマンドは、トラップ・ファイルをフォーマットするために、Db2 シンボル・ファイル (.PDB) を使用します。
許可
diagpath ディレクトリーへのアクセス権限が必要です。
コマンド構文
コマンド・パラメーター
- /p path
- バイナリー・ファイルおよび PDB ファイルが置かれている位置 (複数可) を指す、セミコロン (;) で区切られたパス。
- /v
- バージョン情報を表示します。
- /n
- 行番号情報に関係なく、データをフォーマットします。
- infile
- 入力ファイルを指定します。
- outfile
- 出力ファイルを指定します。
例
DB30882416.TRP というトラップ・ファイルがdiagpathに作成される場合は、次のようにフォーマットできます。
db2xprt DB30882416.TRP DB30882416.FMT