db2fm - Db2 障害モニター・コマンド
Db2 障害モニター・デーモンを制御します。 db2fm を使用すると、障害モニターを構成できます。
このコマンドは、UNIX および Linux® オペレーティング・システムで使用できます。
許可
コマンド実行対象のインスタンスに対する許可。
必要な接続
なし
コマンド構文
コマンド・パラメーター
- -m モジュール・パス
- モニター対象製品の障害モニター共有ライブラリーの絶対パスを定義します。 デフォルトは $INSTANCEHOME/sqllib/lib/libdb2gcf です。
- -t サービス
- 固有のテキスト記述子をサービスに対して指定します。
- -i インスタンス
- サービスのインスタンスを定義します。
- -u
- サービスを開始します。
- -U
- 障害モニター・デーモンを開始します。
- -d
- インスタンスを停止します。
- -D
- 障害モニター・デーモンを停止します。
- -k
- サービスを強制終了します。
- -K
- 障害モニター・デーモンを強制終了します。
- -s
- サービスの状況を戻します。
- -S
- 障害モニター・デーモンの状況を戻します。 サービスまたは障害モニターの状況は、次のいずれかになります。
- Not properly installed,
- INSTALLED PROPERLY but NOT ALIVE,
- ALIVE but NOT AVAILABLE (maintenance),
- AVAILABLE、または
- UNKNOWN
- OPERABLE
- NOT OPERABLE
- -f on | off
- 障害モニターを ON または OFF にします。 このオプションが off に設定される場合、障害モニター・デーモンは開始されないか、デーモンが実行中の場合は終了されます。
- -a on | off
- 障害モニターをアクティブ化または非アクティブ化します。 このオプションが OFF に設定されると、障害モニターはアクティブなモニターを行いません。これは、サービスが停止する場合、再び始動しないことを意味します。
- -T T1/T2
- 開始および停止タイムアウトを上書きします。以下に例を示します。
- -T 15/10 は、2 つのタイムアウトを更新します。
- -T 15 は、開始タイムアウトを15秒に更新します。
- -T /10 は、停止タイムアウトを10 秒に更新します。
- -I I1/I2
- 状況インターバル、タイムアウトを設定します。
- -R R1/R2
- 中止する前に再試行される状況メソッドおよびアクションの回数を設定します。
- -n E メール
- イベント通知用の E メール・アドレスを設定します。
- -h | -?
- コマンドの使用についてのヘルプを表示します。
使用上の注意
- 障害モニター・デーモンによって E メール通知が送信されるようセットアップする場合は、ローカル・ホスト上で SMTP を実行していなければなりません。 Db2 障害モニターには、SMTP サーバーを指定するための設定がありません。 障害モニターが E メール通知を送信するには、 /etc/hosts ファイルでホスト名を SMTP サーバーにバインドするか、回避策としてホスト名をローカル・ホストの別名にする必要があります。