mincommit - グループ化するコミット数構成パラメーター
このパラメーターを使うと、最低限の回数のコミットが実行されるまで、ログ・レコードのディスク書き込みを遅らせることができるようになり、データベース・マネージャーがログ・レコードを書き込むために必要な処理時間を減らすことができます。
- 構成タイプ
- データベース
- パラメーター・タイプ
- オンラインで構成可能
- メンバーごとに設定可能 Db2 pureScale® 環境
- 伝搬クラス
- 即時
- デフォルト [範囲]
- 1 [ 1 - 25 ]注: デフォルト値は、最初のデータベース作成後に Db2® によって変更される場合があります。
- 単位
- カウンター
この遅延により、データベースに対して実行中のアプリケーションが複数あり、非常に短い時間枠の中で数多くのコミットがアプリケーションによって要求されるときは、パフォーマンスが上がる可能性があります。
こうしたコミットのグループ化が行われるのは、このパラメーターの値が 1 より大きい 場合で、かつデータベースに接続されているアプリケーションの数がこのパラメーターの値より 大か等しい場合だけです。 コミットのグループ化が実行されているときは、1 秒が 経過するか、コミット要求の数がこのパラメーターの値に等しくなるか、いずれかが 生じるまで、アプリケーションのコミット要求は保留される可能性が あります。
このパラメーターは少しずつ、例えば 1 ずつ増分してください。 また複数ユーザーテストを行い、このパラメーターの増分で期待する結果が得られることを検証してください。 このパラメーターに大きすぎる値を設定するとアプリケーションの応答時間に影響を与える場合があります。
このパラメーターに指定された値に対する変更は、即時に有効になります。したがって、すべての アプリケーションがデータベースから切断されるまで待つ必要はありません。
推奨: このパラメーターは、デフォルトの 1 に設定することをお勧めします。
1 秒当たりのトランザクション数をサンプリングして、1 秒当たりのピーク・トランザクション数 (または、そのうちのかなり大きなパーセンテージ) に対処できるように、このパラメーターを調整することもできます。 ピーク・アクティビティーに対処できれば、トランザクション集中期間の ログ・レコード書き込みの処理時間が最小化されます。
mincommit * (log space used, on average, by a transaction)- 1 秒当たりのピーク・トランザクション数を計算します。普通の 1 日を通して モニター・サンプルを取り、トランザクション集中期間を判別することが できます。 次のモニター・エレメントを加えることによって、合計トランザクション数を 計算できます。
- commit_sql_stmts (試みられたコミット・ステートメント数)
- rollback_sql_stmts (試みられたロールバック・ステートメント数)
この情報と使用可能なタイム・スタンプを使用して、1 秒当たりのトランザクション数を 計算できます。
- 1 トランザクション当たりで使用されるログ・スペースを計算します。ある期間にわたって、トランザクション数をサンプリングする技法を 使用して、次のモニター・エレメントによって、使用されるログ・スペースの平均を 計算できます。
- log_space_used (使用される作業単位ログ・スペース)