自動保守

データベース・マネージャーには、データベースのバックアップを実行したり、統計を最新の状態に維持したり、 必要に応じて表および索引を再編成したりするためのさまざまな自動保守機能が含まれています。 データベースの保守は、データベースのパフォーマンスとリカバリー可能性を最適化しておく際に不可欠のアクティビティーです。

データベースの保守には、以下のアクティビティーの一部またはすべてが含まれます。
  • バックアップ。 データベースをバックアップする際には、データベース・マネージャーでは、元のデータに障害や損傷が起こった場合に備えて、データベースのデータのコピーをとって、それを別のメディアに保管します。 自動データベース・バックアップ機能により、データベースが適切かつ定期的にバックアップされるようになるため、バックアップのタイミングについて心配したり、BACKUP コマンドの構文を覚えたりする必要がなくなります。
  • データのデフラグ (表または索引の再編成)。 この保守アクティビティーにより、表へのデータベース・マネージャーのアクセス効率が向上します。 自動再編成機能により、表および索引のオフライン再編成が管理されるため、データをいつどのように再編成するかを心配しなくてすむようになります。
  • データ・アクセスの最適化 (統計の収集)。 データベース・マネージャーは、表のデータ、索引のデータ、あるいは表とその索引の両方のデータに関するシステム・カタログ統計を更新します。 オプティマイザーはこれらの統計を使って、データにアクセスするにはどのパスを使用したらよいかを判断します。 自動統計収集機能は、 表に関する統計データを最新のものに維持することにより、 データベースのパフォーマンスの向上を図ります。 その目的は、 オプティマイザーが正確な統計データに基づいてアクセス・プランを選択できるようにすることです。

保守アクティビティーを実行するかどうか、そしていつ実行するかの判断には手間がかかる可能性がありますが、自動保守によりこの負担が取り除かれます。 自動保守のフィーチャーの使用可能化は、自動保守データベース構成パラメーターを使用することによって簡単かつ柔軟に管理することができます。 自動保守データベース構成パラメーターを設定することにより、保守の目的を指定することができます。データベース・マネージャーは、保守アクティビティーを実行する必要があるかどうかをこれらの目的に基づいて判別し、次回の使用可能な保守時間枠 (定義した時間枠) の中で、必要な保守アクティビティーだけを実行します。

IBM Data Studio バージョン 3.1 以降では、タスクアシスタントを以下のように使うことができます 自動メンテナンスの設定. タスク・アシスタントは、オプションの設定、タスク実行のために自動生成されたコマンドの確認、およびそれらのコマンドの実行のプロセスをガイドします。 詳しくは、 タスク・アシストを使用したデータベースの管理を参照してください。