Db2 pureScale 環境でのロックのモニターの概要

ロック管理は、データ整合性およびハイレベルな並行性の両方を維持するために不可欠です。 Db2® pureScale® 環境での メンバー間のロック は、 クラスター・キャッシング・ファシリティーのグローバル・ロック・マネージャー (GLM) コンポーネントによって管理されます。 Db2 pureScale 環境でのロックのモニターでは、 メンバー内に保持されている可能性のあるロックだけでなく、 メンバー間のロック待機も検討する必要があります。

Db2 pureScale 環境では、異なる メンバー が同じデータを処理すると、別のタイプのデータ競合が発生する可能性があります。つまり、2 つの メンバー が同じオブジェクトを更新しようとする場合です。 メンバー がオブジェクトのロックを必要とする場合、 メンバー 内のローカル・ロック・マネージャー (LLM) コンポーネントはグローバル・ロック・マネージャー (GLM) と連携します。LLM がまだ問題のオブジェクトのロックを保持していない場合、LLM は GLM からのロックを要求します。 このようにして、GLM はさまざまな メンバーからのロック要求を仲介します。

Db2 pureScale インスタンスのグローバル・レベルで表示すると、 locks_heldなどのモニター・エレメント、または lock_wait_time インスタンス内の すべての ロックに関するレポート・データ ( メンバー内およびメンバー間の両方)が表示されます。 特に Db2 pureScale Feature 用に追加されたモニター・エレメントを使用して、 メンバー間のロック待機のみを調べることができます。