クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ

さまざまなバージョンのクライアントまたはドライバーが、いくつかの異なるバージョンのサーバーに接続できます。 これには、旧バージョンのサポート、およびミッドレンジおよびメインフレーム・サーバー上の Db2® データベースへのアクセスのサポートが含まれます。

IBM Db2 pureScale Feature に必要な Db2 クライアント・レベル

アプリケーションで Db2 pureScale ® フィーチャーを最大限に活用するには、 Db2 クライアントが以下の特定のリリース・レベルでなければなりません。
サーバー・バージョン クライアントのバージョン 使用可能なフィーチャー
バージョン 10.5 以降

バージョン 11.1、バージョン 10.5、バージョン 10.1、バージョン 9.7 (フィックスパック 1 以降) のいずれか

トランザクション・レベルおよび接続レベルのワークロード・バランシング

ワークロードに基づく自動クライアント・リルート

クライアント・アフィニティー

バージョン 10.5 以降 バージョン 9.7 (フィックスパック 1 より前) 接続レベルでのワークロード・バランシング (トランザクション・レベルでのワークロード・バランシングは使用不可)

ワークロードに基づく自動クライアント・リルート

Db2 バージョン 9.7、 Db2 バージョン 10.1 および Db2 バージョン 10.5 の組み合わせ

通常、Db2 バージョン 9.7、Db2 バージョン 10.1、Db2 バージョン 10.5、Db2 バージョン 11.1 のクライアントは、リモート Db2 11.1 サーバーにアクセスできます。 ただし、バージョンが異なるクライアントと Db2 サーバーが同じシステム上にある場合、プロセス間通信 (IPC) を使用したローカルのクライアントからサーバーへの接続はサポートされません。 代わりに、TCP/IP を使用することにより、接続をリモート接続 (ループバック接続 と呼ばれる) として確立できます。

以下のクライアントおよびドライバーは、 Db2 バージョン 10.5バージョン 10.1、バージョン 9.7 サーバーにアクセスできます。

  • IBM® Data Server Client バージョン 11.1
  • IBM Data Server Runtime Client バージョン 11.1
  • IBM Data Server Driver Package バージョン 11.1
  • IBM Data Server Driver for ODBC and CLI バージョン 11.1

ただし、新しいレベルのクライアントが以前のレベルのサーバーにアクセスする場合は、クライアントの新しいレベルでの機能はサーバーで使用できません。 例えば、 IBM Data Server Driver Package バージョン 11.1 は、 Db2 バージョン 9.7 サーバーにアクセスできます。 ただし、 Db2バージョン 11.1 機能は、サーバーでは使用できません。

ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の Db2 バージョン 11.1Db2 製品の組み合わせ

Db2 バージョン 11.1 クライアントは、以下のミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォームに接続できます。

  • Db2 for z/OS® および OS/390® バージョン 10 以降
  • Db2 for IBM i バージョン V6R1 以降
  • Db2 for VM and VSE バージョン 7