Db2 10.5 for Linux, UNIX, and Windows
PING コマンド
クライアントと接続済みデータベース・サーバーの間の基礎接続のネットワーク応答時間をテストします。
許可
なし
必要な接続
データベース
コマンド構文
.-REQUEST--packet_size-. >>-PING--db_alias--+----------------------+---------------------> .-TIME-. .-RESPONSE--packet_size-. .-1--+------+----------------. >--+-----------------------+--+----------------------------+--->< '-number_of_times--+-------+-' +-TIMES-+ '-TIME--'
コマンド・パラメーター
- db_alias
- ping 送信先の DRDA サーバー上のデータベースのデータベース別名を指定します。 このパラメーターは必須ですが 現在使用されていません。将来の利用のために予約してあります。 有効なデータベース別名を指定します。
- REQUEST packet_size
- サーバーに送信するパケットのサイズをバイト単位で指定します。 サイズは 0 から 32767 の範囲でなければなりません。デフォルトは 10 バイトです。 このオプションは、DB2® for Linux, UNIX, and Windows バージョン 8 以降、または Db2 Universal Database for z/OS® バージョン 8 以降を実行しているサーバーでのみ有効です。
- RESPONSE packet_size
- クライアントに戻すパケットのサイズをバイト単位で指定します。 サイズは 0 から 32767 の範囲でなければなりません。デフォルトは 10 バイトです。 このオプションは、Db2 for Linux, UNIX, and Windows バージョン 8 以降、または Db2 UDB for z/OS バージョン 8 以降を実行しているサーバーでのみ有効です。
- number_of_times
- このテストの反復数を指定します。この値は 1 から 32767 の範囲でなければなりません。デフォルトは 1 です。 1 個のタイミングが、反復ごとに 戻ります。
例
例 1
ホスト・データベース hostdb への 1 回の接続に対するネットワーク応答時間を
テストするには、次のように行います。
db2 ping hostdb 1
または
db2 ping hostdb
コマンドは、次の例と類似した出力を表示します。
Elapsed time: 7221 microseconds
例 2
ホスト・データベース hostdb への 5 回の接続に対するネットワーク応答時間を
テストするには、次のように行います。
db2 ping hostdb 5
または
db2 ping hostdb 5 times
コマンドは、次の例と類似した出力を表示します。
Elapsed time: 8412 microseconds
Elapsed time: 11876 microseconds
Elapsed time: 7789 microseconds
Elapsed time: 10124 microseconds
Elapsed time: 10988 microseconds
例 3
100 バイトの REQUEST パケットおよび 200 バイトの RESPONSE パケットを使用して、
ホスト・データベース hostdb への接続のネットワーク応答時間をテストするには、
次のようにします。
db2 ping hostdb request 100 response 200
または
db2 ping hostdb request 100 response 200 1 time
使用上の注意
データベース接続は、このコマンドを呼び出す前に存在している必要があります。存在して いない場合、エラーが起きます。
返される経過時間は、IBM® Data Server Client と Db2 サーバーの間の接続に関するものです。
このコマンドは、DB2 Universal Database™ バージョン 7 クライアントから、DB2 Connect™ バージョン 8 経由で Db2 ホスト・データベース・サーバーへの接続に使用された場合、機能しません。