InfoSphere Data ReplicationDb2 データベースへの接続

IBM® InfoSphere Data Replication バージョン 11.3.3.3-50 以降をDb2 Warehouseターゲット・データベースに接続できます。この機能は、SMP 環境と MPP 環境の両方に適用されます。Db2 Warehouse の試用版には適用されません。

始める前に

Db2 Warehouse を使用している場合は、以下の 2 つのデプロイメント・モデルから選択できます。
  • ローカル・デプロイメント。IBM InfoSphere Data ReplicationDb2 Warehouse が同じ Docker コンテナー内で実行されます。
  • リモート・デプロイメント。IBM InfoSphere Data ReplicationDb2 Warehouse の Docker コンテナーの外側で実行されます。
この『始める前に』セクションの情報は、Db2 Warehouse のリモート・デプロイメント・モデルにのみ適用されます。

使用するマシンのオペレーティング・システム用の Db2 Warehouse クライアント・コンテナーを入手してください。 最新バージョンの IBM Data Server Client パッケージとその他のサポート・ツールが常に入っています。 このバージョンを使用することをお勧めします。最新の機能と修正が含まれていて、ツールの正しい動作が保証されているからです。IBM Db2 Warehouse クライアント・コンテナーのデプロイ (Linux)を参照してください。あるいは、IBM Data Server Clientの説明に従ってパッケージをダウンロードしてインストールすることもできますが、一部の機能が動作しない可能性があります。

SSL プロトコルを使用して接続しようとしている場合は、GSKit V8 をダウンロードしてインストールします。GSKit V8 - Install, Uninstall and Upgrade instructions を参照してください。ご使用のクライアント・マシンのオペレーティング・システムに適用するオペレーティング・システム・タブをクリックします。GSKit を Windows コンピューターにインストールしようとしている場合は、PATH 環境変数に GSKit インストール・ディレクトリー・パス (installation_directory¥gsk8¥bin) を指定していることを確認してください。

データベースに接続するには、その前に以下のステップを実行する必要があります。
  • ドライバー・パッケージのインストール、ローカル環境の構成、SSL 証明書のダウンロード (必要な場合) を含む、前提条件を確認します。

  • ホスト名とポート番号などのデータベースの詳細や、ユーザー ID とパスワードなどの接続資格情報を含む、接続情報を収集します。

SSL プロトコルを使用して接続しようとしている場合は、Web コンソールからクライアント・マシンのディレクトリーに DigiCertGlobalRootCA.crt SSL 証明書をダウンロードします。証明書をダウンロードするには、「接続」 > 「接続情報」をクリックしてから「SSL を使用した接続」タブをクリックします。

このタスクについて

手順

  1. Db2 Warehouse をリモート・デプロイメント・モデルで使用している場合、以下のいずれかの方法を使用します。ローカル・デプロイメント・モデルで Db2 Warehouse を使用している場合は、このステップは適用されません。
    • SSL を使用して接続を作成するには、次の手順を実行します。
      1. 次のコマンドを発行します。
        cd /ssl_directory_name/ssl
        /ssl_directory_name/ssl は、DigiCertGlobalRootCA.crt SSL 証明書をダウンロードしたディレクトリーへのパスです。
      2. GSKCapiCmd ツールを使用して、クライアント鍵データベースと stash ファイルを作成します。例えば、以下のコマンドを使用すると、dashclient.kdb というクライアント鍵データベースと、dashclient.sth という stash ファイルが作成されます。
        gsk8capicmd_64 -keydb -create -db "dashclient.kdb" -pw "passw0rdpw0" -stash
        ここで、passw0rdpw0 はパスワードです。-stash オプションにより、クライアント鍵データベースのパスと同じパスに、ファイル拡張子 .sth を持つ stash ファイルが作成されます。接続時に、GSKit は stash ファイルを使用して、クライアント鍵データベースへのパスワードを取得します。
      3. 証明書をクライアント鍵データベースに追加します。例えば、以下の gsk8capicmd コマンドを使用すると、/ssl_directory_name/ssl/DigiCertGlobalRootCA.crt ファイルの証明書が dashclient.kdb というクライアント鍵データベースにインポートされます。
        gsk8capicmd_64 -cert -add -db "dashclient.kdb" -pw "passw0rdpw0" -label "DigiCert" -file "/ssl_directory_name/ssl/DigiCertGlobalRootCA.crt" -format ascii -fips
      4. クライアント上の SSL_CLNT_KEYDBSSL_CLNT_STASH のデータベース・マネージャー構成パラメーターの値を更新して、クライアント鍵データベースと stash ファイルを指定します。次に例を示します。
        db2 update dbm cfg using SSL_CLNT_KEYDB /ssl_directory_name/ssl/dashclient.kdb
        db2 update dbm cfg using SSL_CLNT_STASH /ssl_directory_name/ssl/dashclient.sth
      5. クライアント・アプリケーションから接続できるように、Db2 Warehouse ノードをカタログします。次のコマンドを発行します。
        db2 catalog tcpip node node_name remote Db2_Warehouse_IP_address server port security ssl
        ここで、
        • node_name は、ノードのご使用の名前です。
        • Db2_Warehouse_IP_address は、Db2 Warehouse サーバーの IP アドレスです。
        • port は、SSL 接続を使用して Db2 Warehouse に接続するのに使用するポートです。デフォルトのポートを使用しようとしている場合は、50001 を指定してください。
      6. クライアント・アプリケーションから接続できるように、リモート Db2 Warehouse データベースをカタログします。次のコマンドを発行します。
        db2 catalog database bludb as db_alias at node node_name
        db_alias は、Db2 Warehouse データベースのご使用の名前です。
      7. 次のいずれかの方法で、SSL 接続をテストします。
        • 以下のコマンドを発行して Db2 Warehouse データベースに接続し、CLP を使用した接続をテストします。
          db2 connect to db_alias user user_id
          ここで、user_id は、Db2 Warehouse のユーザー ID です。パスワードの入力を求めるプロンプトが出されます。
        • 以下のコマンドを発行して Db2 Warehouse データベースに接続し、CLI を使用した接続をテストします。
          db2cli validate -dsn alias -connect -user user_id -passwd password
          ここで、aliasdb2cli writecfg コマンドを使用して作成した別名、user_idDb2 Warehouse のユーザー ID、passwordDb2 Warehouse のパスワードです。
    • SSL を使用せずに接続を作成するには、次の手順を実行します。
      1. クライアント・アプリケーションから接続できるように、Db2 Warehouse ノードをカタログします。次のコマンドを発行します。
        db2 catalog tcpip node node_name remote Db2_Warehouse_IP_address server port
        ここで、
        • node_name は、ノードのご使用の名前です。
        • Db2_Warehouse_IP_address は、Db2 Warehouse サーバーの IP アドレスです。
        • port は、SSL 接続を使用せずに Db2 Warehouse に接続するのに使用するポートです。デフォルトのポートを使用しようとしている場合は、50000 を指定してください。
      2. クライアント・アプリケーションから接続できるように、リモート Db2 Warehouse データベースをカタログします。次のコマンドを発行します。
        db2 catalog database bludb as db_alias at node node_name
        db_alias は、Db2 Warehouse データベースのご使用の名前です。
      3. 次のいずれかの方法で、非 SSL 接続をテストします。
        • 以下のコマンドを発行して Db2 Warehouse データベースに接続し、CLP を使用した接続をテストします。
          db2 connect to db_alias user user_id
          ここで、user_id は、Db2 Warehouse のユーザー ID です。パスワードの入力を求めるプロンプトが出されます。
        • 以下のコマンドを発行して Db2 Warehouse データベースに接続し、CLI を使用した接続をテストします。
          db2cli validate -dsn alias -connect -user user_id -passwd password
          ここで、aliasdb2cli writecfg コマンドを使用して作成した別名、user_idDb2 Warehouse のユーザー ID、passwordDb2 Warehouse のパスワードです。
  2. InfoSphere Data Replication 構成ツールを起動し、次の手順を実行します。画面取りで示されている値は例です。
    1. 「インスタンス構成」タブを使用して、ソース・データベースを指すソース・インスタンスを追加します。
    2. 「インスタンス構成」タブを使用して、ターゲットの Db2 データベースを指すターゲット・インスタンスを追加します。IBM InfoSphere Data Replication 11.3.3.3-50 以降を使用していない場合は、「リフレッシュ・ローダー・パスの指定」チェック・ボックスを選択しないでください。

    3. 各インスタンスを開始します。
  3. InfoSphere Data Replication 管理コンソールを起動し、アクセス・マネージャーを使用して次の手順を実行します。
    1. 「データ・ストア」タブを使用して、ソース・インスタンスに接続するデータ・ストアを作成します。Db2 データベースはソース・データベースとしてサポートされていないので、「接続パラメーター」をクリックして、ソース・データベースのユーザーとパスワードの情報を入力しなければなりません。
    2. 「データ・ストア」タブを使用して、ターゲット・インスタンスに接続するデータ・ストアを作成します。「接続パラメーター」をクリックして、ユーザーとパスワードの情報を入力しなければなりません。
    3. Access Server に接続するユーザー (admin など) がいない場合は、それを行うユーザーを作成します。
    4. 「アクセス・マネージャー」タブをクリックします。
    5. 「データ・ストアの管理」タブで、各データ・ストアを右クリックしてから「ユーザーの割り当て」をクリックして、ユーザーをソースとターゲットの両方のデータ・ストアに割り当てます。各インスタンスにアクセスするための資格情報が正しいことを確認してください。

次のタスク

サブスクリプションを定義して、データのレプリケーションを実行します。詳しくは、InfoSphere Data Replication からのデータのロードを参照してください。