IMS でプログラムをデバッグする手法

IMS アプリケーションのテスト中に識別されたエラーを記録に残すと、プログラムの問題の調査および修正の役に立ちます。

以下のような情報が役に立ちます。
  • プログラムのアプリケーション・プラン名
  • 処理されている入力メッセージ
  • 発信元論理端末の名前
  • 問題を起こしたステートメントとその機能
  • SQLCA (SQL 連絡域) の内容、 および、プログラムが動的 SQL ステートメントを受け付ける場合は、SQLDA (SQL 記述子域) の内容も。
  • 日付/時刻
  • プログラムの PSB 名
  • そのときプログラムが処理していたトランザクション・コード
  • 呼び出し機能 (つまり、DL/I 機能の名前)
  • プログラム呼び出しの中で参照されていた PCB の内容
  • DL/I データベース呼び出しが実行中であれば、その呼び出しが 使用した SSA (ある場合)
  • 異常終了完了コード、異常終了理由コード、およびダンプ・エラー・メッセージ

プログラムがエラーを見つけたとき、必要なすべてのエラー情報を 標準エラー・ルーチンに渡すことができます。 オンライン・プログラムも、エラー・メッセージを発信元論理端末に 送ることができます。

また、対話型プログラムは、プログラムの終了に関する情報をマスター端末オペレーター(MTO)にメッセージとして送信することもできます。 そのために、このプログラムは、マスター端末の論理端末名を急送 PCB に 入れ、1 つ以上の ISRT 呼び出しを出します。

組織によっては、1 日の終わりに BMP を実行して、その日に発生した すべてのエラーをリストにとっているところがあります。 これを行っている組織では、その BMP を宛先として設定した急送 PCB を使用して、メッセージを送ることができます。

バッチ端末シミュレータ :バッチ端末シミュレータ(BTS)は、 IMS アプリケーションプログラムのテストを可能にします。 BTS は、アプリケーション・プログラム DL/I 呼び出しと SQL ステートメントをトレースし、 データ通信機能のシミュレーションを行います。 TSO端末を端末オペレーターに対して IMS 端末として表示させることができます。これにより、ユーザーはオンラインアプリケーションであるかのようにアプリケーションとやりとりすることができます。 ユーザーは、ユーザーが管理するデータベース(DL/Iまたは Db2 )にアクセスするために、ユーザーが管理するアプリケーションプログラムを使用することができます。 Db2 データベースへのアクセスには、BTSをバッチBMPまたはTSO BMPモードで動作させる必要があります。