JAVA ENV VAR FILE フィールド

Db2提供の Java WLM 環境、DSNWLM_JAVAの HFS/zFS 環境変数ファイルの絶対パスと名前。

許容値: 最大 47 文字の HFS/zFS パス名
デフォルト: /usr/lpp/db2c10/base/classes/ssnmenvfile.txt または /usr/lpp/db2c10/base/classes/グループ接続名envfile.txt (グループ接続名がパネル DSNTIPK で指定されている場合)
更新: なし
データ共用の有効範囲: グループ
DSNZPxxx: なし
z/OSMF 変数: JAVAENVV
このファイルは、インストール・ジョブ DSNTIJMJ を実行するときに作成され、既に存在していません。 これは、JAVA ENV DATA SET フィールドに指定された JAVAENV データ・セットの _CEE_ENVFILE 環境変数で参照されます。 これは、DSNWLM_JAVA 環境が開始されたときに使用される、以下のプロパティーの名前と場所を指定します。
  • CLASSPATH: z/OS XML システム・サービス XML スキーマ登録用の JAR ファイル (gxljapi.jar) が入っている Java クラスの HFS/zFS ディレクトリー。
  • DB2_BASE: DB2 for z/OS提供の Java クラスおよびネイティブ・メソッド (DLL) を含む、HFS/zFS ディレクトリーのセット内の最高レベルのディレクトリー。
  • JCC_HOME: IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ のクラスおよびその他のオブジェクトが含まれている HFS/zFS ディレクトリーのセット内の最高レベルのディレクトリー。
  • JAVA_HOME: z/OS Java ソフトウェア開発キット (SDK) が存在する HFS/zFS ディレクトリー。
  • JVMPROPS: DB2提供の Java WLM 環境、DSNWLM_JAVAによって使用される、Java 仮想マシン (JVM) 用の始動オプションの HFS/zFS パスおよび名前。
  • LIBPATH: z/OS XML システム・サービス用のネイティブ・ライブラリーが入っている HFS/zFS ディレクトリー (libGXLNVBAT.so)。
  • STEPLIB: DB2 for z/OS ランタイム・ライブラリーの名前。

ジョブ DSNTIJMJ の実行に使用されるユーザー ID のセキュリティー・プロファイルには、OMVS セグメントが含まれている必要があります。 また、ユーザー ID は、ファイルが作成される HFS ディレクトリーへの書き込み許可を持っている必要があります。

Javaを使用しない場合は、デフォルト設定のみを受け入れます。