COUNT 集約関数

COUNT 関数は、行の集合または値の集合内にある行または値の数を戻します。

構文図を読むビジュアルシンタックスダイアグラムをスキップするCOUNT(ALLDISTINCT*)

スキーマは SYSIBM です。

引数値は、BLOB、CLOB、DBCLOB、または XML 以外の任意の組み込みデータ・タイプ にすることができます。

結果は長精度整数です。 結果が NULL 値になることはありません。

COUNT(*) の引数は 1 組の行です。 結果は、集合の行の数です。 NULL 値しか入っていない行もカウントされます。

COUNT(expression) または COUNT(ALL expression) の引数は 1 組の値です。 この関数は、引数の値から NULL 値を除いて求めた値の集合に対して適用されます。 結果は、その組の中の NULL でない値の数です (重複を含む)。

COUNT(DISTINCT expression) の引数は、1 組の値です。 関数は、NULL 値と冗長な重複値を取り除くことにより、引数値から 引き出された値の集合に適用されます。 結果は、1 組の中の異なる非 NULL 値の数です。

例 1 : 整数型ホスト変数 FEMALE に、サンプルテーブル DSN8D10.EMP に含まれる女性の数を設定します。
   EXEC SQL SELECT COUNT(*)
     INTO :FEMALE
     FROM DSN8D10.EMP
     WHERE SEX = 'F';
例 2: 整数のホスト変数 FEMALE_IN_DEPT を、 メンバーとして少なくとも 1 人は女性がいる部門の数に設定します。
   EXEC SQL SELECT COUNT(DISTINCT WORKDEPT)
     INTO :FEMALE_IN_DEPT
     FROM DSN8D10.EMP
     WHERE SEX = 'F';