インストール SYSOPR

インストール SYSOPR 権限は、Db2 のインストール時に 1 つまたは 2 つの ID に割り当てられます。これはロールには割り当てることはできません。 この ID には、SYSOPR 権限のすべての特権が付与されています。

汎用プログラミング・インターフェース情報の開始。他のどの ID もインストール SYSOPR 権限を取り消すことはできません。サブシステム初期設定パラメーターを含むモジュール (通常は DSNZPARM) を変更することによってのみ、この権限を除去できます。

また、インストール SYSOPR 権限は、Db2 カタログに記録されません。 したがって、カタログではインストール SYSOPR 権限の検査が使用可能になっている必要はありません。

インストール SYSOPR 権限を持つ ID は、以下のアクションを行うことができます。

  • ACCESS(MAINT) でサブシステムが開始されたときに、Db2 にアクセスします。
  • システム・データベースのすべてのカタログ表と表にアクセスする。
  • パッケージの所有者を指定し、パッケージを解放し、プランのバインドまたは解放を行うための BINDAGENT 特権を持つ。
  • -ACTIVATE コマンドを発行して、Db2 で新しい機能をアクティブ化する。
  • Db2 リソース限定機能によって制御されない動的 SQL ステートメントを発行する。
  • START DATABASE コマンドを発行して、LPL エントリーがあるか、または グループ・バッファー・プールがリカバリー・ペンディング状況になっているオブジェクトをリカバリーする。 これらの ID はアクセス・モードの変更はできません。
  • 使用できるすべてのユーティリティーを、ディレクトリーおよび カタログ・データベース (DSNDB01 および DSNDB06) で実行する。
  • CATMAINT ユーティリティーを実行して、Db2 にインストールまたはマイグレーションする。
  • DBD ステートメントを使用して REPAIR ユーティリティーを実行する。
  • アプリケーション登録表 (ART) およびオブジェクト登録表 (ORT) を含むデータベースを開始および停止する。
  • SEPARATE SECURITY 設定とは関係なく、SQL ID フィールドを SYSINSTL に設定する。
汎用プログラミング・インターフェース情報の終了。