SQLJ アプリケーションでの SQL エラーの処理

SQLJ の節では、エラー処理のために JDBC クラス java.sql.SQLException を使用します。

プロシージャー

SQLJ アプリケーションで SQL エラーを処理するには、以下の手順を実行します。

  1. java.sql.SQLException クラスをインポートします。
  2. SQLエラーが発生した際にプログラムフローを変更するには、Javaエラー処理 try/catch ブロックを使用します。
  3. SQLException からエラー情報を取得します。

    getErrorCode メソッドによって SQL エラー・コードを、getSQLState メソッドによって SQLSTATE をそれぞれ取得できます。

    を使用している場合は、 IBM® Data Server Driver for JDBC and SQLJ、 SQLException から追加情報を取得するには、 DB2Diagnosable オブジェクトにキャストします。 JDBC アプリケーションでこの情報を取得する方法と同じです。

例

SELECT ステートメントが失敗したときに発生する SQL エラーを出力するコードを以下に示します。
try {
  #sql [ctxt] {SELECT LASTNAME INTO :empname
    FROM EMPLOYEE WHERE EMPNO='000010'};
}
catch(SQLException e) {
  System.out.println("Error code returned: " + e.getErrorCode());
}