SQL ステートメントの検索

SQL の問題に関連する SVC ダンプのセクションには、最大 4 KB の SQL ステートメントが含まれます。 SVC ダンプのフォーマット済みセクション内の SQL ステートメントを見つけるには、ページの右側を流し読みしてステートメントを探します。 SQL ステートメントは、スペース・ブロックに表示されます。このブロックには、目印「SPA」があります。

このタスクについて

Db2 が現行のスペース・ブロック (SPA) をロードできない場合があります。 そのような場合、RDASPPT1 は、前回実行された SQL ステートメントを指します。 この状態が発生すると、RDASPPT1 は、前回実行された SQL ステートメントを指します。

プロシージャー

SVC ダンプの不定様式セクションで SQL ステートメントを見つけるには、以下のようにします。

  1. CT内のオフセット位置にあるCTRDSPフィールドを見つけます。 X'1C0' CT内の このフィールドには、RDA (リレーショナル・データ領域) のアドレスが含まれます。
  2. RDA のオフセット X'108' に フィールドがある場所を確認します。 RDASPPT1 このフィールドには、SPA (スペース・ブロック) のアドレスが含まれます。 SPA の先頭にはヘッダー・セクションがあり、その後にいくつかのスペース・ブロック項目が続きます。
  3. SPAのヘッダーセクションで、 オフセットX'88'の SPASQLTXフィールドを見つけます。 このフィールドは、最初のスペース・ブロック項目内の SQL ステートメントへのポインターです。
  4. ダンプの右側を調べて、SQL ステートメントを見つけることができます。 見つからない場合は、SPASQLTX のコンテンツを使用して、SQL ステートメントの前にある 2 バイトの長さフィールドを見つけます。

図1: SQL ステートメントの検索
図の説明の開始 この図は、SQL ステートメントを見つける方法を示しています。 図の説明の終わり。