プログラムオブジェクトを含むデータセットを転送する準備 IBM
IBM サポートからプログラムオブジェクトを含む Db2 データセットの提供を求められた場合、内容のコピーをパックして送信するか、AMAPDUPL ユーティリティを使用して内容を準備して送信することができます。
このタスクについて
IBM サポートから、 prefix.SDSNLOAD データセットなど、プログラムオブジェクトを含む パーティション化されたデータセットの提供を求められることがあります。 Db2 これらのデータ・セットに対して、パックユーティリティを直接使用することはできません。
プログラム・オブジェクトを含むパーティションド・データ・セットをパックして転送するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 以下に説明する手順でデータセットのコピーをパックし、FTPを使用して IBM サポートに転送する。
- AMAPDUPL ユーティリティを使用してデータセットの内容を準備し、 IBM サポートに送信します。 AMAPDUPL を使用する場合は、データ・セットの内容をパックする必要はありません。 使用方法と例については、AMAPDUPLの資料を参照してください。
プロシージャー
プログラム・オブジェクトを含むパーティション分割されたデータセットのコンテンツをパックし、 IBM Support に転送するには、以下の手順に従います。
- IEBCOPY ユーティリティーまたは DFDSS ユーティリティーを使用して、データ・セットの内容を順次データ・セットにコピーする。
- AMATERSE ユーティリティなどのユーティリティを使用して、 ステップ 1 で作成したデータセットのコピーをパックします。
- パックされたデータセットを IBM サポートに FTPする。
例: DSN1310. SDSNLOAD データセットの内容をパックする
この例のような JCL を使用して、 DSN1310. SDSNLOAD データ セットの内容を順次データ セット DSN1310. SDSNLOAD.IEBCOPY にコピーします。
//JOBSTEP EXEC PGM=IEBCOPY
//SYSOUT DD SYSOUT=*
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//IN1 DD DSN=DSN1310.SDSNLOAD,DISP=SHR
//OUT1 DD DSN=DSN1310.SDSNLOAD.IEBCOPY,
// DISP=(NEW,CATLG,DELETE),
// SPACE=(CYL,(900,300),RLSE),
// RECFM=FB,LRECL=80,DSORG=PS
//SYSUT3 DD UNIT=VIO,SPACE=(TRK,(10,10))
//SYSUT4 DD UNIT=VIO,SPACE=(TRK,(10,10))
//SYSIN DD *
COPY INDD=IN1,OUTDD=OUT1
/*
ケース番号 TS123456789 のデータを IBM サポートに送信しているとします。 この例と同様のJCLを使用して、 DSN1310.SDSNLOAD.IEBCOPYデータセットの内容をパックしてから、 IBM Supportに転送します。
//STEPNAME EXEC PGM=AMATERSE,PARM='PACK'
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSUT1 DD DISP=SHR,DSN=DSN1310.SDSNLOAD.IEBCOPY
//SYSUT2 DD DSN=TS123456.789.SDSNLOAD.IEBCOPY.TRS,
// SPACE=(TRK,(1,1000),RLSE),
// UNIT=3390,DISP=(NEW,CATLG,DELETE)