分散データのコーディング方式
3 部構成の表名または明示の接続ステートメントを使用して、分散データにアクセスできます。
入門的な概念
3部構成のテーブル名については、「3部構成のテーブル名を使用した分散データのアクセス 」を参照してください。 明示的な接続ステートメントについては、「明示的な CONNECT ステートメントを使用した分散データへのアクセス 」を参照してください。
分散アクセス用アプリケーションをコーディングするためのこれら 2 つの方式については、 次の例で説明します。
Spiffy Computerには、会社全体で現在アクティブなすべてのプロジェクトに関する情報を提供するメインプロジェクト表があります。 Spiffyは世界各地に複数の支店があり、それぞれ Db2 の場所で、 DSN8C10.PROJというプロジェクトテーブルのコピーを維持しています。 支社から、ときおり、この表の全コピーにデータ挿入が行われます。 その挿入を行うアプリケーションは、ロケーション名の表を使用します。 挿入される各行について、アプリケーションは各ロケーションに対して、 DSN8C10.PROJで INSERT文を実行します。
リモート・ロケーションから表のコピー
ある場所から別の場所へテーブルをコピーするには、独自のアプリケーションプログラムを作成するか、 Db2 DataPropagator 製品を使用します。