組み込み SQL アプリケーションにおける XML データ

アセンブラー、C、C++、COBOL、または PL/I 言語で作成された組み込み SQL アプリケーション で、XML 列のデータを更新および検索することができます。

組み込み SQL アプリケーションでは、以下のことを行えます。
  • INSERT または UPDATE ステートメントを使用して、XML 文書全体を XML 列に保管する。
  • SELECT ステートメントを使用して、XML 文書全体を XML 列から取り出す。
  • SELECT または FETCH ステートメント内で SQL XMLQUERY 関数を使用して、XML 列の文書からシーケンス を取り出し、データベース内のテキスト XML ストリングにそのシーケンスを入れて、 そのデータをアプリケーション変数に取り出す。
推奨事項: 組み込み SQL アプリケーションを作成する際には、以下のガイドラインに従ってください。
  • XMLPARSE および XMLSERIALIZE 関数を使用しないでください。

    外部 XML 形式と内部 XML フォーマット間の変換は、暗黙的に Db2 に行います。

  • 入出力には XML ホスト変数を使用してください。

    これにより、 Db2 は、文字列データまたはバイナリー・ストリング・データの代わりに、値を XML データとして処理します。 アプリケーションで XML ホスト変数を使用できない場合には、 バイナリー・ストリング・ホスト変数を使用して、文字変換ができるだけ発生しないようにしてください。

  • できる限り、XML 値の入出力に UTF-8 ホスト変数を使用することにより、文字変換が 行われないようにしてください。