REAL スカラー関数
REAL 関数は、数値または数値のストリング表現のいずれかの単精度浮動小数点表現を戻します。
数値から実数:
ストリングから実数:
スキーマは SYSIBM です。
数値から実数に
- 数値式
- 組み込み数値データ・タイプの値を戻す式。
結果の数値は、単精度浮動小数点の列 または変数に引数を割り当てた場合と同じです。 引数の数値が単精度 浮動小数点数の範囲内にない場合には、エラーが発生します。
ストリングから実数に
- 文字列式
- 長さ属性が 255 バイト以下の、文字ストリングまたはグラフィック・ストリング (CLOB または DBCLOB を除く) の値を戻す式。 このストリングには、数値の有効な文字ストリング表記が含まれていなければなりません。
結果は、
CAST(string-expression AS REAL)の結果と同じ数値になります。 前後のブランクは除去されます。結果のストリングは、SQL の浮動小数点定数、整数定数、または 10 進定数の形成規則に準拠している必要があります。
この関数の結果は単精度浮動小数点数です。
結果はnullになる可能性があります。引数がnullの場合、結果もnull値となります。
注
- 代替構文:
- アプリケーションの移植性を高めるために、CAST 指定を使用してください。 詳しくは、『CAST 指定』を参照してください。
例
- 例 1:
- サンプルテーブルDSN8C10.EMP を使用して、歩合給がゼロではない従業員の給与と歩合給の比率を求めなさい。 この計算に関連する列 SALARY と COMM は 10 進データ・タイプを持っています。 結果を単精度浮動小数点で表すには、REAL を SALARY に適用して、除算が
浮動小数点 (実際には倍精度) で実行されるようにします。次に、REAL を完全な
式に適用して、結果が単精度の浮動小数点数で戻されるようにします。
SELECT EMPNO, REAL(REAL(SALARY)/COMM) FROM DSN8C10.EMP WHERE COMM > 0;
