行セット位置付けカーソルを使用したデータへのアクセス

行セット位置付けカーソルは、単一のフェッチ操作に対して 1 つ以上の行を戻すことができるカーソルです。 カーソルは、取り出す行のセットに位置付けられます。

行セット位置付けカーソルを使用してデータにアクセスするには、以下のようにします。

1. DECLARE CURSOR ステートメントを実行して、カーソルが操作する 結果表を定義する。 「行セットカーソルの宣言 」を参照してください。
2. OPEN CURSOR を実行して、カーソルをアプリケーションに利用可能にする。 「行セットカーソルの開き方 」を参照してください。
3. すべての行が取り出されたときにプログラムが行うことを指定する。 データ行の最後まで到達した際に、行セットカーソルが取る動作を指定するを参照してください。
4. 複数の SQL ステートメントを実行して、表からデータを取り出す、または 表の行を選択して変更する。 「行セットカーソルを使用したSQL文の実行 」を参照してください。
5. CLOSE CURSOR ステートメントを実行して、カーソルをアプリケーションに 利用不能にする。 「行セットカーソルの終了 」を参照してください。

結果

ユーザーのプログラムでは、複数のカーソルを持つことができます。 そのそれぞれについて、上述のステップを行います。