行位置付けカーソルを使用したデータへのアクセス
行位置付けカーソルは、単一行を指し、一度に最大でも 1 行ずつ結果表から取り出すカーソルです。 フェッチ要求を指定して、現行カーソル位置を基準に取り出す行を指定できます。
プロシージャー
行位置付けカーソルを使用してデータにアクセスするには、以下のようにします。
- DECLARE CURSOR ステートメントを実行して、カーソルが操作する 結果表を定義する。 行カーソルの宣言を参照。
- OPEN CURSOR を実行して、カーソルをアプリケーションに利用可能にする。 行頭カーソルを開くを参照。
- すべての行が取り出されたときにプログラムが行うことを指定する。 データ行のカーソルがデータの末尾に達したときに取るべき動作を指定するを参照してください。
- 複数の SQL ステートメントを実行して、表からデータを取り出す、または 表の行を選択して変更する。 行カーソルを使用したSQL文の実行を参照してください。
- CLOSE CURSOR ステートメントを実行して、カーソルをアプリケーションに 利用不能にする。 行カーソルの終了を参照してください。
結果
ユーザーのプログラムでは、複数のカーソルを持つことができます。 そのそれぞれについて、上述のステップを行います。