COBOL での SQL 連絡域、SQLSTATE、および SQLCODE の定義
SQL ステートメントが含まれた COBOL プログラムには、SQL ステートメントが正常に実行されたかどうかを検査するための SQL 連絡域 (SQLCA) を組み込むことができます。 あるいは、これらのプログラムで SQLCODE ホスト変数と SQLSTATE ホスト変数を個々に宣言することもできます。
このタスクについて
SQL 処理オプション STDSQL(YES) を指定した場合、SQLCA は定義しないでください。 これを実行すると、Db2 はユーザーの SQLCAを無視し、SQLCA 定義にコンパイル時エラーが発生します。 SQL 処理オプション STDSQL(NO) を指定した場合、SQLCA を明示的に組み込みます。
COBOL プログラムの場合で STDSQL(YES) を指定したときは、SQLCODE 変数を宣言する必要があります。 Db2 SQLCA領域をWORKING-STORAGE SECTIONに宣言します。 Db2 SQLCAの構造と位置を制御します。
アプリケーションに SQL ステートメントが含まれるが、SQL 連絡域 (SQLCA) は組み込まれていない場合、SQLCODE ホスト変数と SQLSTATE ホスト変数を個々に宣言する必要があります。 プログラムはこれらの変数を使用して、SQL ステートメントが正常に実行されたかどうか検査できます。
プロシージャー
SQL 連絡域、SQLSTATE、および SQLCODE を定義するには、次の手順で行います。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| SQL 連絡域を定義するには、次の手順で行います。 |
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| SQLCODE および SQLSTATE ホスト変数を宣言するには、次の手順で行います。 |
制限事項 :SQLSTATE変数を構造体の要素として宣言しないでください。
要件 : SQLCODE および SQLSTATE 変数を宣言した後、プログラム内のすべての SQL 文がこれらの変数の宣言の範囲内にあることを確認してください。
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