ネイティブ SQL プロシージャーのアクティブ・バージョンの指定

ネイティブ SQL プロシージャーが呼び出されると、Db2 はアクティブ・バージョンとして指定されているバージョンを使用します。

このタスクについて

ネイティブ SQL プロシージャーを作成する際には、その最初のバージョンがデフォルトでアクティブ・バージョンになります。 ストアード・プロシージャーのバージョンをさらに作成した場合は、別のバージョンをアクティブ・バージョンに指定できます。

例外: 既存のアクティブなバージョンがプロセスで使用中の場合、そのプロシージャに次に呼び出しが行われるまで、新しいアクティブなバージョンは使用されません。

プロシージャー

ネイティブ SQL プロシージャーのアクティブ・バージョンを指定するには、次の項目を指定して ALTER PROCEDURE ステートメントを発行します。
  • アクティブ・バージョンを変更する対象のネイティブ SQL プロシージャーの名前。
  • アクティブにするバージョン名を指定した ACTIVATE VERSION 文節。

ALTER ステートメントをコミットすると、プロシージャーの新しいバージョンがアクティブ・バージョンになり、そのプロシージャーの次回呼び出し時に使用されます。

次の ALTER PROCEDURE ステートメントは、UPDATE_BALANCE プロシージャーのバージョン V2 をアクティブ・バージョンにします。

ALTER PROCEDURE UPDATE_BALANCE
ACTIVATE VERSION V2;