logging.properties ファイルの作成

すべてのサーバー上に同じロギング構成を複製したくない場合は、それぞれのサーバー・インスタンス上で別々の logging.properties ファイルを維持してください。

このタスクについて

logging.properties ファイルを作成し、それをシステムのアプリケーション・サーバーにデプロイした場合、データベース内に維持されているロギング設定が上書きされます。ロギング・アプリケーションで、アプリケーション・サーバーが実行されているときにログ設定を変更した場合は、その変更は単に基礎のデータベースに書き戻されるだけです。次にアプリケーションを再始動したときには、 データベース内の設定ではなく、ファイル内の設定が適用されます。ファイル内の設定が適用される 理由は、EAR に logging.properties ファイルを残したためです。

手順

  1. ロギング・アプリケーションで、「ロギング・プロパティーのリスト」アクションを選択します。
  2. クライアント・コンピューター上で使用可能な任意のテキスト・エディターに、プロパティーをコピーして貼り付けます。
  3. テキスト・エディターでプロパティーを編集し、その内容を logging.properties ファイルとして保存します。
  4. そのファイルを、システム・インストール環境にコピーします。この環境では、logging.properties ファイルを含めるための新しい Enterprise Application Archive (EAR) ファイルを生成できます。
  5. logging.properties ファイルを maximo¥applications¥maximo¥properties フォルダーにコピーします。
  6. 新規 EAR を生成後、標準的な EAR デプロイメント手順を使用して、EAR をアプリケーション・サーバーにデプロイします。