保存されたレポート出力を検出するためのカスタム・コントロール API
新しい JavaScript API 関数 isSavedOutput()
がスクリプト可能なレポート API に追加されました。 この関数は、レポートが保存されたレポート出力であるかどうかを検出するために使用します。
一部のスクリプト可能なレポート API は、保存されたレポート出力のコンテキストでは無効です。 以前のバージョンの Cognos® Analyticsでは、これらの API は、保存された出力で実行されたときにエラーを生成していました。
このリリース以降、カスタム・コントロールを作成するとき、または API を使用してレポート機能を変更するときに、 JavaScript 関数 isSavedOutput() → {Boolean}
を使用できるようになりました。 この関数は、レポートが保存された出力かどうかを示すブール値を返します。 特定の関数を呼び出す前に、クライアント開発者はこの新しい関数を使用して、保存されたレポート出力でコードを実行できるかどうかを確認できます。
影響を受ける API には、関数 back()
、 cancel()
、 finish()
、 next()
、 reprompt()
が含まれます。 保存されたレポート出力にサポートされていない API が含まれている場合、その API は保存されたレポート出力ではサポートされていないというメッセージが表示されます。
この新機能については、アプリケーション・インターフェースを使用した「 スクリプト可能レポート 」(https://ibm.biz/CC_Docs) に記載されています。