レイアウト計算の作成

現在の日時やユーザー名など、実行時の情報をレポートに追加するには、レイアウト計算を作成します。

レイアウト計算を作成する場合、サポートされていない関数は式エディターの「関数」タブに表示されません。 特に、「集計」フォルダーは存在せず、一部の演算子、定数、および構成体も使用できません。 これらの関数を使用できないのは、これらの関数を実行できるのがデータベースのみであるためです。 レイアウト式に基づくレポート式および計算は、 IBM® Cognos® Analytics - Reportingで実行されます。

レポート関数を除く、式エディターで使用できる関数の完全なリストを表示するには、クエリー計算を作成します。 クエリー計算は Cognos Analytics - Reportingではなくデータベースで実行されるため、クエリー計算の作成時にはすべての関数を使用できます。

手順

  1. 「ツールボックス」 アイコン ツールボックス・アイコン をクリックし、 「レイアウト計算」 をレポートにドラッグします。
  2. 「使用可能なコンポーネント」 ボックスで、計算を定義します。
    • レポートに表示されないデータ・アイテムを追加するには、「ソース」タブ ソース・タブでデータ・アイテムをダブルクリックします。
    • 特定のクエリーからデータ・アイテムを追加するには、「クエリー」タブ 照会タブでデータ・アイテムをダブルクリックします。
    • 関数、集計、および演算子を追加するには、「関数」タブ 関数タブで要素をダブルクリックします。
    • パラメーターから派生した値を追加するには、「パラメーター」タブ パラメーター・タブでパラメーターをダブルクリックします。

      パラメーターを使用して、プロンプト、ドリルスルー・レポート、およびマスター詳細の関係を定義します。

    ヒント:
    • 「式の定義」ボックスに、計算を直接入力することもできます。
    • 日付値を入力するときは、日付形式がデータベース・タイプに対して適切であることを確認してください。
    • 「式の定義」 ペインで式コンポーネントをコピーして貼り付けるには、「コピー」ボタン 「コピー」アイコン および「貼り付け」ボタン 「貼り付け」アイコンを使用できます。
  3. 「検証」ボタン 検証アイコンをクリックします。