PACKED-DECIMAL (COMP-3)
IBM® Enterprise COBOL Version 4 Release 2 Performance Tuning には次のように記載されています:「計算で PACKED-DECIMAL( COMP-3 )データ項目を使用する場合、乗算および除算のライブラリルーチン使用を回避するため、PICTURE 指定では 15 桁以下を使用してください」。
V6 で ARCH(8 | 9 | 10 | 11) オプションと OPT(1 | 2) オプションを使用すると、コンパイラーは、このような大きな乗算演算および除算演算の一部のインライン 10 進浮動小数点コードを生成できます。 この最適化でサポートされる最大の中間結果サイズは 34 桁です。 この DFP への変換にはいくらかのオーバーヘッドがありますが、ライブラリー・ルーチンを呼び出さなければならない場合に比べて損失は少なくなります。 これは、COMPUTE ステートメント用にコンパイラーによってパック 10 進数に変換される、外部 10 進数 (DISPLAY および NATIONAL) 型にも当てはまります。
V6.2 および ARCH(12) を使用すると、コンパイラーは代わりにベクトル・パック 10 進数機能を使用します。 この機能は、中間結果をメモリーではなくベクトル・レジスターに保管することにより、パックおよびゾーンの 10 進数計算を高速化します。 これにより、DFP への変換のオーバーヘッドが回避されます。