SQL Server 2012 のインストール

通常、Microsoft SQL Server 2012 と Content Manager OnDemand は同じシステムにインストールします。 Content Manager OnDemand インスタンスによって使用されるデータベースはローカルに作成され、ローカル・ファイル・システムに存在します。

始める前に

非推奨ですが、Content Manager OnDemand サーバーをリモート SQL Server データベースに対して稼働させることができます。 この場合、データベースは、Microsoft SQL Server がインストールされているサーバーとは別のサーバー上に存在します。
Microsoft SQL Server 2012 の場合は、Microsoft .NET Framework 3.5.1 がインストールされていなければなりません。 Windows 2008 R2 Server では、このステップが Microsoft SQL Server 2012 インストール・プロセスで実行されません。 Microsoft SQL Server 2012 のインストールとは別に、Windows 2008 R2/2012/2012 R2 Server のサーバー マネージャーを使用して、このステップを実行してください。
  • サーバー マネージャーのインターフェースの左ペインで「機能」を選択し、リストから「.NET Framework 3.5.1」を選びます。
  • 「.NET Framework 3.5.1」が表示されない場合は、右ペインにある「機能の追加」をクリックします。
  • 画面の指示に従って機能をインストールし、再始動を行います。
この制限は Microsoft SQL Server 2014 にも当てはまりますが、Microsoft SQL Server 2008 R2 には当てはまりません。

手順

Microsoft SQL Server をライブラリー・サーバーにインストールするには、以下のようにします。

  1. setup.exe をクリックして SQL Server インストール・センターを開始します。
  2. 左ペインで「インストール」を選択します。
  3. 「新規 SQL Server スタンドアロン インストール (New SQL Server standalone installation)」を選択するか、または既存のインストール済み環境に機能を追加します。
    「セットアップ サポート ルール」ペインで、障害がないことを確認します。
  4. 「セットアップ ロール」ペインで「SQL Server 機能のインストール」を選択します。
  5. 「機能の選択」画面で「データベース エンジン サービス」「クライアント ツール接続」「ドキュメント コンポーネント」、および「管理ツール - 基本」を選択します。
    「インストール ルール」ペインで、障害がないことを確認します。
  6. インスタンスの「構成」ペインで「規定値」インスタンスを選択します。
  7. 「データベース エンジンの構成」ペインで「混合モード (SQL Server 認証と Windows 認証)」を選択し、Microsoft SQL Server 管理 ID sa のパスワードを指定します。
    混合モード認証は、OnDemand インスタンス所有者によって使用される新規 SQL Server ユーザー ID を後で作成するために必要です。
  8. 「現在のユーザーの追加」をクリックし、ログオンしている Windows ユーザー ID も Microsoft SQL Server に追加して、「次へ」をクリックします。
    「インストール構成ルール」ペインで、障害がないことを確認します。
  9. Microsoft SQL Server 2012 のインストールが完了したら、エラーがないことを確認して、SQL Server インストール センターを閉じ、必要に応じてサーバーを再始動します。
  10. Microsoft SQL Server 2012 Management Studio を開始し、データベース エンジンに接続します。
  11. 左ペインで「セキュリティ」をクリックして「ログイン」を展開します。
    Microsoft SQL Server 2012 のインストールに使用された Windows ユーザー ID がリストされますが、<domainname>¥user_name の形式になっています。SQL Server ログインを作成するときは、ホスト名やドメイン・ネームを指定しません。
  12. 「ログイン」を右クリックして、「新しいログイン...」を選択します。
  13. 管理者権限を持つ既存の Windows ユーザー ID の名前 (例: odadmin) を入力します。
    この名前は、OnDemand インスタンスの作成に使用されるユーザー ID です。
  14. 「SQL Server 認証」を選択し、新規 Microsoft SQL Server ユーザー ID のパスワードを入力します。
  15. デフォルトのデータベース名マスターを受け入れます。
  16. 「サーバー ロール」ページで、dbcreator ボックスがマークされていることを確認します。
  17. 「OK」をクリックして新規ログインを作成します。

次のタスク

Content Manager OnDemand インスタンスを Microsoft SQL Server 2012 で作成するには、正しいバージョンの regasm.exe ファイルが存在することを確認しておく必要があります。 Content Manager OnDemand は、SMO (SQL Server Management Objects) DLL とともにリリースされます。この SMO DLL は、インストール時に regasm によって登録する必要があります。 Content Manager OnDemand V9.0 では 64 ビット v2.0.50727 RegAsm.exe ファイルが使用されます。 Content Manager OnDemand V9.5 および V10.5 では 64 ビット v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルが使用されます。

通常、Windows Server 2008 R2 上には v2.0.50727 RegAsm.exe ファイルがあります。 一方、Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 上には、通常、v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルがあります。

v2.0.50727 RegAsm.exe ファイルがないシステムには、.NET Framework 3.5 をインストールできます。 この解決策には 2.0 と 3.0 も含まれます。 .NET Framework 3.5 がインストールされていない場合、SQL 2008 R2 は自動的に .NET Framework 3.5 をインストールできます。 ただし、Microsoft SQL Server 2012 および 2014 は .NET Framework 3.5 を自動的にはインストールしません。 Windows Server 2008 R2 以上では、サーバー マネージャーを使用して機能選択ペインから .NET Framework 3.5 をインストールしなければならない場合があります。

v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルがないシステムには、.NET Framework 4 または 4.5 をインストールできます。 .NET Framework 4 がインストールされていない場合は、Windows Update を実行して .NET Framework 4 をインストールしてください。 インストールされている regasm.exe ファイルのバージョンを調べるには、Windows のコマンド プロンプトから次のコマンドを実行します。

C:¥>CD C:¥Windows¥Microsoft.NET

C:¥Windows¥Microsoft.NET>DIR regasm.exe /s/b

次のサンプル出力では、両方のバージョンがインストールされていることが示されています。
C:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework¥v2.0.50727¥RegAsm.exe
C:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework¥v4.0.30319¥RegAsm.exe
C:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework64¥v2.0.50727¥RegAsm.exe
C:¥Windows¥Microsoft.NET¥Framework64¥v4.0.30319¥RegAsm.exe
64 ビット v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルなしで Content Manager OnDemand V10.5 がインストールされる場合、Content Manager OnDemand SMO DLL は登録できません。 SQL Server データベースを作成するために arsdb を実行しようとすると、システムが異常終了するおそれがあります。 Content Manager OnDemand V10.5 をインストールする前に 64 ビット v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルを用意しておいてください。
  • 64 ビット v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルなしで Content Manager OnDemand V10.5 がインストールされている場合は、.NET Framework 4.5.1 を、手動で、または Windows Update を使用して、インストールします。
  • 64-bit v4.0.30319 RegAsm.exe ファイルがあることを確認したら、Content Manager OnDemand V10.5 を再インストールします。
  • あるいは、最新の Content Manager OnDemand V10.5 フィックスパック (10.5.0.1 など) を適用してインストール時に Content Manager OnDemand SMO を登録することもできます。
Content Manager OnDemand SMO が正常に登録されているかどうかを確認するには、次のレジストリー・キーを検索します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Classes¥TypeLib¥{ECC6E2B2-9901-4A26-
AEF0-085507A375EF}¥v.r
v.r は、例えば、Content Manager OnDemand V9.0、V9.5、V10.5 の場合は、それぞれ 9.0、9.5、10.5 となります。

Microsoft SQL Server 2008 R2 は .NET 3.5 を自動的にインストールできますが、.NET Framework 4 に関しては自動的にはインストールしません。 Content Manager OnDemand V10.5 の場合、.NET Framework 4 は必須ですが、Microsoft SQL Server 2008 R2 によって自動的にインストールされることはありません。 この理由により、Content Manager OnDemand V10.5 には Microsoft SQL Server 2012 をインストールしてください。