ESSS および z/OS サブシステム・データ構造のダンプ (DUMP オプション)
DUMP オプションは、プログラムの実行時に ESSS と z/OS サブシステムの両方のデータ構造の内容について報告します。
DUMP オプションのフォーマットは以下のとおりです。
DUMP VERSION(nnn|ALL) [SUBSYSTEM] [ESSS] [LOCKS] [NOCML]
ここで、- VERSION
- 報告書を生成する CICSPlex ® SM のバージョンを識別します。 nnn は、 CICSPlex SMの特定のバージョンです。例えば、 CICSPlex SM for CICS® Transaction Server for z/OS®、 バージョン 5 リリース 6 の場合は 560 です。 ALL を指定すると、社内で作成された ESSS の各バージョンについての報告が行われます。
- SUBSYSTEM
- レポートを z/OS サブシステム・データ構造に制限します。
- ESSS
- レポートを ESSS データ構造に限定します。
- LOCKS
- CICSPlex SM ロックによって使用される ESSS データ構造の要約を生成します。
- NOCML
- EYU9XEUT が、プログラム呼び出しルーチンが保持できるクロスメモリー・ローカル・ロック (CML) を取得しようとしないようにします。注: NOCML が要求された場合、 CICSPlex SM ロック・サマリーは作成されません。
デフォルトでは、DUMP オプションは z/OS サブシステムおよび ESSS データ構造を含むレポートを生成します。