ホワイトリストとブラックリストを使用したブロッキングとフィルタリング

ホワイトリストとブラックリストを使用して、要求の送信先のリソース、およびアプリケーション・テストのメトリックと状況に寄与するリソースを指定します。ホワイトリストとブラックリストは、Web ページおよびスクリプト動作のテストでのみ使用可能です。

「ホワイトリスト」フィールドと「ブラックリスト」フィールドでは、テストがアクセスできるリソースまたはアクセスできないリソース、およびテストのメトリックと状況に寄与するリソースを定義します。ホワイトリストとブラックリストは、サード・パーティーのメトリックなど、テスト対象の Web アプリケーションの応答時間に寄与する依存関係およびリソースを制御します。ホワイトリストとブラックリストは、Web ページまたはスクリプト動作のテストを作成する際に構成できます。

ホワイトリストを使用して、許可されるドメインと URL を定義できます。次に、ブラックリストを使用して、許可されるロケーションの特定の要素をブロックします。

構文

ブラックリストとホワイトリスト内の項目を分離するには、コンマ (,) を使用します。各 URL またはドメインの要素をフィルターに掛けるには、ワイルドカード記号 (*) を使用します。

ホワイトリスト

要求およびメトリックの計算に含める URL、スキーマ、またはドメインを「ホワイトリスト」フィールドに追加します。ホワイトリストには、最大 10 個の項目をリストできます。各項目の長さは、200 文字を超えることはできません。ホワイトリストの項目に一致しないドメイン、スキーマ、および URL はすべてブロックされます。

例: ibm.com, *developerworks*, *.s81c.com/*, https://www.ibm.com*, https://*

注: ホワイトリストの URL フィルターに http:// または https:// が含まれる場合、URL の直後にワイルドカード記号 (*) を含める必要があります (例: https://www.ibm.com*)。

ブラックリスト

要求およびメトリックの計算からブロックする URL、スキーマ、またはドメインを「ブラックリスト」フィールドに追加します。ブラックリストには、最大 20 個の項目をリストできます。各項目の長さは、200 文字を超えることはできません。

例: *.profile.*.cloudfront.net/*.png, http://*

注: ブラックリストの URL フィルターに http:// または https:// が含まれる場合、URL の直後にワイルドカード記号 (*) を含める必要があります (例: https://www.ibm.com*)。

フィルタリングおよびブロッキングの動作

テストでは、ホワイトリストとブラックリストの両方を使用できます。どのロケーションが許可され、どのロケーションがブロックされるかを決定する際には、ブラックリストが常にホワイトリストより優先されます。以下の表は、ホワイトリストとブラックリストが関与するすべてのシナリオのフィルタリングとブロッキングの動作を示しています。

表 1. ホワイトリストとブラックリストのフィルタリングおよびブロッキングの動作
ブラックリスト ホワイトリスト 動作 理由
アクセスを許可する フィルター・ルールが入力されていない。
URL がリスト項目に一致しない アクセスをブロックする URL がホワイトリストに含まれていない。
URL がリスト項目に一致する アクセスを許可する URL がホワイトリストに含まれている。アクセスをブロックするためのブラックリスト項目がない。
URL がリスト項目に一致しない アクセスを許可する URL がブラックリストに含まれていない。ホワイトリストに含まれていない URL へのアクセスを防止するためのホワイトリスト項目がない。
URL がリスト項目に一致する アクセスをブロックする URL がブラックリストに含まれている。
URL がリスト項目に一致しない URL がリスト項目に一致しない アクセスをブロックする URL がホワイトリストに含まれていない。
URL がリスト項目に一致しない URL がリスト項目に一致する アクセスを許可する URL がホワイトリストに含まれている。URL がブラックリストに含まれていない。
URL がリスト項目に一致する URL がリスト項目に一致しない アクセスをブロックする URL がホワイトリストに含まれていない。URL がブラックリストに含まれている。
URL がリスト項目に一致する URL がリスト項目に一致する アクセスをブロックする URL がブラックリストに含まれている。ブラックリスト項目がホワイトリスト項目より優先される。