ソケット・エラー

ソケット・クライアントから受信したデータで発生した問題について、エージェント・ログ・ファイルにエラーが書き込まれました。

記録されるその他のエラーとして、0 以外の値を返すアクション実行があります。ソケット・クライアントによって送信されるエラー値は、エラー・コードに関連するメッセージとともに記録されます。

ソケット・クライアントがエージェントにエラーの戻りコードを送信すると、属性グループの「パフォーマンス・オブジェクト状況」が設定されます。 エージェントによって定義された値以外の、他の値が表示される場合があります。 次の表では、ソケット属性グループで検出される可能性のある、その他の「エラー・コード」値を示します。
表 1. パフォーマンス・オブジェクト状況の値
エラー・コード 説明
NO_ERROR エラーは発生していません。属性グループに問題がないことを示します。サンプル・データの行に関する問題により、状態が NO_ERROR から変更されることはありません。エラー・コードとして NO_ERROR が表示されている場合でも、表示されている行数および属性値を検証する必要があります。
NO_INSTANCES_RETURNED サンプル属性グループに関して、ソケット・クライアントはデータ行を送信しませんでした。 エラーではありません。これは、この属性グループによってモニターされているリソースのインスタンスがないことを示しています。
XML_PARSE_ERROR エージェントはクライアントから受信したデータを解析できませんでした。 詳しくは、エージェント・ログを参照してください。
OBJECT_CURRENTLY_UNAVAILABLE クライアントは、エラー・コードのグローバル・リストに定義されていないエラー・コードをエージェントに送信しました。
GENERAL_ERROR クライアントからのデータ収集中に問題が発生しました。クライアントがタイムアウト間隔内に要求に応答しなかったことが原因である可能性があります。詳しくは、エージェント・トレース・ログを参照してください。

クライアントはエラー・コードに GENERAL_ERROR を指定することもありますが、 さらに詳細なエラー・コードが定義されている場合は、そのコードを参照することをお勧めします。