リモート・モニターの前提条件

リモート・モニターには、Monitoring Agent for Db2®を使用することができます。Db2 のリモート・モニターの前提条件に関するトピックを参照してください。

このタスクについて

Db2 のリモート・モニターの場合は、最初に基本的な Db2 クライアント/サーバー環境のセットアップを行う必要があります。 このセットアップを Windows および UNIX または Linux 向けに行います。

このセットアップでは、ユーザーは Db2 SYSADM または SYSCTRL 権限を持っている必要があります。

要確認: エージェント・ワークステーション上で、ステップ 2 を除くすべてのステップを実行します。

手順

  1. Db2 エージェント・ワークステーションで、Db2 クライアントをインストールします。このクライアントのバージョンは、モニター対象の Db2 サーバー・インスタンスのバージョン以上でなければなりません。
  2. Db2 インスタンスの通信プロトコルが TCPIP であることを確認します。
    1. 確認するには、Db2 コマンド・ラインでコマンド db2set を実行します。
    2. TCPIP に設定されていない場合は、Db2 コマンド・ラインdb2set DB2COMM=tcpip を実行します。
    重要: このステップはサーバー・サイドで実行します。
  3. 次のコマンドを使用して、Db2 エージェント・ワークステーションでリモート・サーバー・インスタンスをカタログします。
    重要: サーバー・インスタンスは、クライアント・インスタンス下にカタログされます。そのため、クライアント・インスタンス上で次のコマンドを実行します。

    db2=>CATALOG TCPIP NODE<node_name> REMOTE <hostname/ip_address> SERVER <service_name/port_number>

    Db2 の各部の意味は次のとおりです。

    1. <node_name> は、クライアント・コンポーネント上の Db2 インスタンスのローカル・ニックネームを示します。
      注: UNIX または Linux の場合、<node_name> は、同じワークステーション上で使用可能ないずれの Db2 クライアントおよび Db2 サーバー・インスタンスとも同じ名前であってはなりません。
    2. <hostname/ip_address> は、Db2 サーバーのワークステーションのホスト名または IP アドレスを示します。
    3. <service_name/port_number> は、Db2 の TCPIP の構成場所を示します。
    リモート・サーバー「myserver」のポート番号 50000 で実行中の Db2 サーバー・インスタンスをノード「db2node」としてカタログするには、Db2 コマンド・ラインから次のコマンドを入力します。

    db2 => CATALOG TCPIP NODE db2node REMOTE myserver SERVER 50000

    カタログ・ノードについて詳しくは、https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEPGG_11.1.0/com.ibm.db2.luw.qb.client.doc/doc/t0005621.html を参照してください。

  4. Db2 エージェント・ワークステーションが UNIX/Linux の場合は、以下を実行します。
    • カタログ・コマンドで使用されているノード名を使用して、ユーザーを作成します。

      以下のコマンドを実行します。

      useradd -g <group> -m -d <home_dir> <user> -p <password>

      ここで、
      • <group> は、DB2 UDB インスタンス所有者のグループを表します。
      • <user> は、クライアント・ワークステーション上のローカルの username を表します。username は、エージェント・マシン上でサーバー・インスタンスのカタログに使用されているノード名と同じでなければなりません。
    • リモート Db2 サーバー・インスタンスがカタログされている Db2 クライアントのインスタンス名を確認し、このインスタンスの所有者に、新しく作成されたユーザーのホーム・ディレクトリーの読み取り、書き込み、実行の各権限を割り当てます。このステップは、クライアント Db2 環境をリモート・ノード上で操作できるようにするために必要です。
    • 以下のコマンドを実行します。

      chmod -R 775 /home/<nodename>

      ここで、

      • <nodename> は、クライアント・コンポーネント上の Db2 インスタンスのローカルユーザー名を表します。
  5. Db2 エージェント・ワークステーションに存在するクライアント・インスタンスで、モニター対象のすべてのデータベースをカタログします。
    Db2 CLP で以下のコマンドを発行して、データベースをカタログします。

    CATALOG DATABASE <db_name> AS <db_alias> AT NODE <node_name>authentication server

    1. <db_name> は、サーバー・データベース名を示します。
    2. <db_alias> は、Db2 クライアントのデータベースのローカル・ニックネームを示します。
    3. <node_name> は、データベースがカタログされるクライアント・コンポーネント上の Db2 インスタンスのローカル・ニックネームを示します。
    カタログ・ノード「db2node」上に「sample」というデータベースを「dbAlias1」という別名を使用してカタログするには、Db2 プロンプトから以下のコマンドを入力します。

    db2 => CATALOG DATABASE sample AS dbAlias1 AT NODE db2node authentication server