DCOM 許可の変更

非管理者ユーザーのアクセス権で Microsoft Hyper-V Server エージェントを実行するには、DCOM 許可を変更する必要があります。

このタスクについて

DCOM 許可を変更するには、ユーザーが DCOM サーバーを始動するための適切な権限を持っていることを確認します。許可を変更するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. Regedit コマンドを使用して、HKCR¥Clsid¥*clsid value レジストリー値に移動します。
    注: 非管理者ユーザーを使用してエージェントを構成する場合、イベント ID 10016 とともに CLSID 値がイベント・ビューアーに表示されます。
  2. 「レジストリ エディタ」ペインで、「既定」をダブルクリックします。
  3. 「文字列の編集」ダイアログ・ボックスで、値のデータ・ストリングをコピーします。
  4. 「スタート」>「コントロール パネル」>「管理ツール」>「コンポーネント サービス」をクリックします。
  5. コンポーネント サービス」ウィンドウで、「コンポーネント サービス」> 「コンピューター」>「マイ コンピューター」を展開し、「DCOM」をダブルクリックします。
  6. 「DCOM の構成」ペインで、コピーしたストリング (プログラム名) を見つけ、プログラム名を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
  7. プロパティ」ウィンドウで、「セキュリティ」タブを選択します。
  8. 「起動とアクティブ化のアクセス許可」グループ・ボックスの下で、「カスタマイズ」を選択してから「編集」をクリックします。「起動とアクティブ化のアクセス許可」ウィンドウが開きます。
  9. 「追加」をクリックして、許可リストに非管理者ユーザーを入力し、「OK」をクリックします。
  10. 「ローカルからの起動」および「ローカルからのアクティブ化」の「許可」チェック・ボックスを選択し、「OK」をクリックします。