Windows イベントおよび PowerShell メトリックのモニターの有効化

この手順を使用して、Windows イベントおよび PowerShell メトリックのモニターを有効にします。このデータをモニターすると、モニター対象システムのパフォーマンスに大きな影響を与える場合があります。

始める前に

エージェントの PowerShell構成パラメーターが設定されていることを確認します。

このタスクについて

エージェントが Windows イベントおよび PowerShell メトリックをモニターできるようにするために、以下の拡張環境変数を 1 つ以上有効にする必要があります。
GET_SESSION_LATENCY
セッションの待ち時間および往復時間を、PowerShell からの接続済み VDA からリモートで取得するかどうかを指定します。
GET_VDA_MACHINE_METRICS_REMOTELY
VDA マシン・メトリックを PowerShell からリモートで取得するかどうかを指定します。
RETRIEVE_WINDOWS_EVENTS
Windows イベント・ログ・イベントを、Window VDA および DDC からの PowerShell から取得するかどうかを指定します。

手順

  1. 以下の Citrix VDI エージェントのエージェント・インストール・ディレクトリーに移動します。
    • Linuxinstall_dir/config
    • Windows
install_dir¥TMAITM6_x64

    ここで、install_dir はエージェントのインストール先パスです。

  2. Citrix VDI エージェント構成ファイルを編集して、GET_SESSION_LATENCYGET_VDA_MACHINE_METRICS_REMOTELY、および RETRIEVE_WINDOWS_EVENTS の 1 つ以上の変数を true に設定します。
    • Linuxvd.environment
    • Windows
KVDENV_instance_name

    ここで instance_name はエージェント・インスタンスの名前です。

  3. エージェントを再始動します。
    重要: これらの設定を、すべての新規エージェント・インスタンスに対してデフォルトにするには、構成テンプレート・ファイルでこれらの設定を true に設定します。
    • Linuxこの設定は、ステップ 2vd.environment を編集することで、新規エージェント・インスタンスのデフォルトに既になっています。
    • Windows
KVDENV

GET_SESSION_LATENCY=true
GET_VDA_MACHINE_METRICS_REMOTELY=true
RETRIEVE_WINDOWS_EVENTS=true