OID グループ

オブジェクト ID (OID) グループは、オプションのモニター固有パラメーターです。デバイスの管理情報ベース (MIB) オブジェクトの 1 つ以上の OID が含まれるセットを定義します。SNMP モニターは、OID グループを使用して、指定された OID グループに含まれる OID を持つ MIB オブジェクトからデータを取り出します。

モニターがデータを抽出する MIB オブジェクトの詳細を以下に示します。

  • OID 値
    ASN.1 表記 (例えば、.1.3.6.1.2.1.1.2.0) またはオブジェクトの名前 (例えば、sysObjectID.0) を使用して表現された MIB オブジェクト・インスタンスの数値 ID
    注: ASN.1 表記を使用するときは、OID の先頭に . 文字を含める必要があります。
    注: オブジェクトのインスタンス名を定義する MIB 文書にモニターがアクセスできる場合は、OID 値を指定するために、そのインスタンス名のみを使用します。MIB 文書のデフォルト・ディレクトリーは $ISHOME/mibs です。
  • OID 名

    MIB オブジェクトの名前。例えば、sysObjectID。この名前は、サービス・レベル分類と $oidNamen モニター・エレメントで使用されます。

  • OID 単位
    MIB オブジェクトに含まれるデータの単位。秒、バイト、ビット/秒 (BPS) など。 BPS に設定すると、OID に対してビット/秒計算が有効になります。 ビット/秒の値は、以下のように計算されます。
    current_poll_value - prev_poll_value) / poll_interval * 8
  • セレクター
    MIB オブジェクトの指標値。以下の表に、セレクターがすべての ifDescr 行で値 FastEthernet0/1 を検索し、行のインデックスが 2 という結果になる例を示します。次に、行 ifPhysAddress.2 が照会され、値 0:6:53:34:d2:a1 が返されます。このように、2 というインデックスは直接指定されないため、FastEthernet0/1 のインデックスが変わった場合に、OID グループを再構成する必要はありません。
    表 1. インデックス値の使用
    MIB オブジェクト MIB オブジェクト値
    OID 値 ifPhysAddress
    OID 名 FastEthernet0/1PhysicalAddress
    OID 単位 string
    セレクター ifDescr=FastEthernet0/1