エージェントのインストール

管理対象システムにはモニター・エージェントを自由に組み合わせてインストールできます。例えば、MySQL サーバーをモニターするために Monitoring Agent for MySQL をインストールする場合、Ruby アプリケーションの応答時間の詳細情報を収集するために、Response Time Monitoring エージェントをインストールすることもできます。また、システムのその他の状況 (CPU 全体、メモリー、ディスクなど) をモニターするために、Monitoring Agent for Windows OS をインストールすることもできます。

インストール可能なモニター・エージェントの種類はご使用のオファリングによって決まります。それぞれのオファリングに含まれるエージェントのリストについては、機能を参照してください。

Windows システムで稼働するエージェントのリストについては、Windows システムでのプリインストールを参照してください。

始める前に

エージェントをダウンロードします。エージェントのダウンロードおよびデータ・コレクターを参照してください。

システム要件の情報を参照して、インストールする予定のエージェントの要件を必ず満たしてください。

エージェントをインストールする前に、エージェントの前提条件を確認してください。詳しくは、Windows システムでのプリインストールを参照してください。

このタスクについて

エージェント・インストール・スクリプトおよびエージェント・コマンドを実行するための十分な権限を備えていることを確認します。以下のいずれかのユーザー・アカウント・タイプを使用してログインする必要があります。
  • デフォルトの Windows 管理者ユーザー・アカウント
  • 管理者ユーザー・アカウント
  • 管理者グループのメンバーであるユーザー・アカウント
  • ユーザー・アカウント (Active Directory サービスで管理者として登録されたもの)

エージェントの共存はサポートされています。IBM Tivoli® Monitoring エージェントがインストールされているコンピューターに IBM Cloud Application Performance Management エージェントをインストールできます。ただし、同じディレクトリーに両方のエージェント・タイプをインストールすることはできません。エージェントの共存について詳しくは、Cloud APM エージェントと Tivoli Monitoring エージェントの共存を参照してください。

手順

Windows オペレーティング・システムがインストールされている VM およびシステムにモニター・エージェントをインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. ご使用のシステムで、圧縮ファイルをダウンロードしたディレクトリーに移動します。
  2. モニター・エージェント・ソフトウェアをインストールする場所に、ご使用のオファリングのエージェント・インストール・ファイルを解凍します。
    .bat インストール・スクリプトは、このアーカイブ・ファイルとバージョンを表す名前が付けられたディレクトリーに解凍されます。例えば、offering_Agent_Install_8.1.4.0 などです。エージェント・バイナリーおよび構成関連ファイルは、そのディレクトリー内のサブディレクトリーに解凍されます。
  3. 管理者としてコマンド・プロンプトを開きます。
    1. 「スタート」メニューで、検索ボックスに「コマンド」と入力します。
    2. 表示されるリストから「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  4. アーカイブ・ファイルとバージョンを表す名前が付けられたディレクトリーで、コマンド・プロンプトから管理者特権を使用してインストール・スクリプトを実行します。
    cd offering_Agent_Install_version
    installAPMAgents.bat
    制約事項: WebSphere® Applications エージェントの場合、管理者特権は、WebSphere Application Server のインストールに使用された特権と同じである必要があります。
    エージェントをサイレント・モードでインストールするには、エージェントのサイレント・インストールを参照してください。
  5. エージェントをインストールする場合、インストール・ディレクトリーの名前を指定します。
    デフォルトのインストール・パスは、C:¥IBM¥APM です。インストール・ディレクトリーの名前は、80 文字以内にする必要があり、非 ASCII 文字、特殊文字、2 バイト文字を含めることはできません。パス内のディレクトリー名に使用できる文字はabcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ _¥:0123456789()~-./ のみです。
    注: 短いファイル名の作成 (8dot3Name) が無効のときに、パスのディレクトリー名にスペースが含まれている場合、インストールはサポートされません。

    エージェントをアップグレードする場合は、このステップをスキップしてください。 エージェントは以前のインストール・ディレクトリーにインストールされます。

  6. ご使用条件への同意を確認するメッセージが表示されたら、1 (ご使用条件に同意して続行する場合) または 2 (同意しない場合) を入力します。
    1 (同意) を入力すると、環境の前提条件スキャンが開始され、しばらくすると完了します。要件が欠落している場合、失敗の原因が記録されたログ・ファイルを示すメッセージが表示されます。ライブラリーの欠落やディスク・スペースの不足といった前提条件の欠落が原因で、インストールが停止します。失敗に対処してから、インストール・スクリプトを再度開始する必要があります。
    注: 以下のメッセージが表示されてインストールが終了する場合、Server サービスが開始されているかどうかを確認してください (「スタート」->「管理ツール」->「サービス」)。開始されていない場合は、Server サービスを開始して、installAPMAgents.bat を再実行します。
    This script [installAPMAgents.bat] must be run as Administrator.
  7. インストールが完了してコマンド・プロンプトが使用可能になったら、上記のステップを繰り返して、追加のモニター・エージェントをインストールします。

次のタスク

必要に応じてエージェントを構成します。モニター・エージェントの手動構成が必要かどうかを確認するには、エージェント とデータ・コレクターのデプロイメントを参照してください。構成の説明について、またはデフォルトの構成設定を検討する場合は、環境の構成を参照してください。

新規エージェントをインストールする前に、Windows インストーラーにより、製品のインストール場所で現在実行されているすべてのエージェントが一時的に停止されます。インストールが完了したら、インストーラーは停止されたすべてのエージェントを再始動します。インストーラーによる自動開始が行われないモニター・エージェントがある場合、それらをすべて手動で再始動する必要があります。

  • ご使用のファイアウォールで外部ホストへの透過的アウトバウンド HTTPS 接続が許可されていないために、フォワード・プロキシーを使用する場合、エージェントの環境構成ファイルを編集する必要があります。説明については、フォワード・プロキシーを使用して通信するためのエージェントの構成を参照してください。
  • 以前のバージョンからエージェントをアップグレードした場合は、Cloud APM コンソールにログインする前に実行する必要がある再構成タスクまたはマイグレーション・タスクを特定してください。それらのタスクについては、エージェントのアップグレードを参照してください。
エージェントを開始するには、以下のいずれかの方法に従ってください。
  • 「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM Monitoring エージェント (IBM Monitoring agents)」 > 「IBM Cloud Application Performance Management」をクリックします。エージェントを右クリックしてから、「スタート」をクリックします。
  • 以下のコマンドを実行します。
    name-agent.bat start
モニター・エージェント・コマンドの詳細 (使用する名前を含む) については、エージェント・コマンドの使用を参照してください。自動で開始されるエージェントおよび手動で開始されるエージェントについて詳しくは、エージェント とデータ・コレクターのデプロイメントを参照してください。

アップグレードした後、インストーラーによる自動構成も自動開始も行われないエージェントをすべて再始動する必要があります。

エージェントを構成して開始した後で、エージェントが収集しているデータを表示します。