Windows システムでのエージェントの構成
「IBM Performance Management」ウィンドウを使用して、エージェントを Windows オペレーティング・システムで構成することができます。構成値を更新したら、エージェントを始動して、更新した値を保存します。
手順
- 「スタート」> 「すべてのプログラム」 >「IBM Monitoring エージェント (IBM Monitoring agents)」 >「IBM® Cloud Application Performance Management」をクリックします。
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「IBM Performance Management」ウィンドウで、「Monitoring Agent for Oracle Database」テンプレートを右クリックしてから「エージェントを構成します」をクリックします。
要確認: 初めてエージェント・インスタンスを構成した後には、「エージェントの構成」オプションは無効になっています。エージェント・インスタンスを再度構成するには、対象を右クリックしてから、「再構成」をクリックします。
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「Monitoring Agent for Oracle Database」ウィンドウで、以下のステップを実行します。
- Monitoring Agent for Oracle Database・インスタンスの固有のインスタンス名を入力し、「OK」をクリックします。
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「ITCAM Extended Agent for Oracle Database の構成」ウィンドウの「デフォルトのデータベース構成」ペインで、以下のステップを実行します。
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「デフォルト・ユーザー名」を入力します。これは、データベース接続用のデフォルト・データベース・ユーザー ID です。
このユーザー ID は、エージェントがモニター対象データベース・インスタンスにアクセスするときに使用する ID です。このユーザー ID には、エージェントが必要とする動的パフォーマンス・ビューおよび表に対する選択特権が必要です。
- 「デフォルト・パスワード」を入力します。これは、指定したデフォルト・データベース・ユーザー ID に関連付けられたパスワードです。
- Oracle エージェントのバージョンが 8.0 の場合は、以下のステップを実行します。
- 「Oracle JDBC JAR ファイル (Oracle JDBC Jar File)」を入力します。これは Oracle データベースとの通信に使用される Oracle JDBC ドライバーの jar ファイルの絶対パスです。Oracle エージェントのモニター対象である Oracle データベースのバージョンをサポートする Oracle Java Database Connectivity (JDBC) ドライバーが、エージェント・コンピューター上で使用可能になっていなければなりません。
- Oracle エージェントのバージョンが 6.3.1.10 の場合は、以下のステップを実行します。
- Oracle Database エージェント がモニター対象の Oracle データベース・サーバーにインストールされている場合は、「Oracle ホームでライブラリーを使用」を選択し、「Oracle ホーム・ディレクトリー」に入力します。オプションとして、ローカル・モニターでは、
「Oracle ホーム・ディレクトリー」設定をブランクのままにすることができます。そうすると、ORACLE_HOME システム環境変数が使用されます。 - Oracle Database エージェント がモニター対象の Oracle データベース・サーバーのリモートに配置されている場合は、「Oracle インスタント・クライアントでライブラリーを使用」を選択し、「Oracle インスタント・クライアントのインストール・ディレクトリー」に入力します。
- Oracle Database エージェント がモニター対象の Oracle データベース・サーバーにインストールされている場合は、「Oracle ホームでライブラリーを使用」を選択し、「Oracle ホーム・ディレクトリー」に入力します。オプションとして、ローカル・モニターでは、
- 拡張構成オプションを設定する必要がある場合は、「拡張オプションの表示」にチェック・マークを付けます。それ以外の場合は、ステップ 5 に進みます。
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「Net Configuration Files Directories」はブランクのままにすることができます。そうした場合、デフォルト・ディレクトリーが使用されます。Oracle エージェントのバージョンが 6.3.1.10 の場合は、セミコロン (;) を使用してディレクトリーを区切ることで、複数の Net 構成ファイル・ディレクトリーを入力できます。Oracle エージェントのバージョンが 8.0 の場合は、1 つのディレクトリーのみサポートされます。この設定には、Oracle Database Net 構成ファイルが含まれます。ディレクトリーは、各 Oracle Database インスタンスの TNS_ADMIN 環境変数によって定義されます。デフォルトのディレクトリーは、%ORACLE_HOME%¥NETWORK¥ADMIN です。この項目が構成されていない場合は、デフォルトのディレクトリーが使用されます。デフォルト・ディレクトリーの使用を無効にするには、エージェント環境変数 KRZ_LOAD_ORACLE_NET を false に設定します (KRZ_LOAD_ORACLE_NET=false)。 -
「カスタマイズ SQL 定義ファイル名」はブランクのままにします。これは使用されません。 -
このワークステーションでデフォルトの動的リスナーが構成されているかどうかを選択します。
デフォルトの動的リスナーは、
(PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=1521)です。このワークステーションでデフォルトの動的リスナーが構成されている場合は、 この値を Yes に設定します。 - 「次へ」をクリックします。
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「デフォルト・ユーザー名」を入力します。これは、データベース接続用のデフォルト・データベース・ユーザー ID です。
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「ITCAM Extended Agent for Oracle Database の構成」ウィンドウの「インスタンス構成」ペインで、以下のステップを実行します。
ここで、実際のデータベース接続インスタンスを定義します。少なくとも 1 つのタイプを追加しなければなりません。ここは、データベース接続インスタンスを編集および削除する場所でもあります。複数のデータベース接続インスタンス構成が存在する場合は、「データベース接続」オプションを使用して、編集または削除するインスタンスを選択します。
- 「データベース接続」セクションの「新規」を押します。
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データベースへの接続の別名として「データベース接続名」を入力します。
この別名は、データベース接続を表す任意のものにすることができますが、以下の制限があります。接続名に使用できるのは、文字、アラビア数字、下線文字、およびマイナス文字のみです。 接続名の最大長は 25 文字です。
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「接続タイプ」を選択します。
- (オプション) 基本
デフォルトで、最も一般的な接続タイプは、「基本」です。 必要な接続タイプが分からない場合は、この接続タイプを選択することをお勧めします。
- 標準ファイル・システム・インスタンスや ASM 単一インスタンスなど、ターゲットのモニター対象データベースが単一インスタンスの場合は、「基本」接続タイプを選択します。
- データベースのホスト名または IP アドレスとして
「ホスト名」を入力します。 - データベースによって使用される
「ポート」番号を入力します。 - 「サービス名」または「SID」を選択します。
- 「サービス名」を選択した場合、データベースの論理表記であるサービスの名前 (グローバル・データベース・サービス名であるストリング) を入力します。
サービス名は、データベースの論理表記であり、データベースがクライアントに表示される表記です。1 つのデータベースは複数のサービスとして表示でき、また 1 つのサービスは複数のデータベース・インスタンスとして実装できます。サービス名はグローバル・データベース名であるストリングです。この名前は、データベース名とドメイン名で構成され、インストール時またはデータベース作成時に入力されます。グローバルなデータベース名が分からない場合は、初期化パラメーター・ファイルの SERVICE_NAMES パラメーターの値から取得できます。
- 「SID」を選択した場合は、実行中のデータベースの特定のインスタンスを識別する Oracle システム ID を入力します。
これは、データベースの特定のインスタンスを識別する Oracle システム ID です。
ステップ 5d に進んでください。
- 「サービス名」を選択した場合、データベースの論理表記であるサービスの名前 (グローバル・データベース・サービス名であるストリング) を入力します。
- (オプション) TNS
- 「TNS」接続タイプを選択するのは、ORACLE_HOME システム環境変数が設定されていて、ターゲットのモニター対象データベースの TNS 別名が $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora ファイルに定義されている場合です。
- 「TNS 別名」を入力します。
ステップ 5d に進んでください。
- (オプション) Advanced
- ターゲットのモニター対象データベースの複数の物理ノードにまたがって複数の Oracle インスタンスが存在する場合は、「Advanced」接続タイプを選択します。例えば、ASM with Real Applications Cluster (RAC) データベース。
- 「Oracle 接続文字列」を入力します。この属性は、以下のすべての Oracle Net ネーミング・メソッドをサポートしています。
- //host:port/service name という形式の SQL 接続 URL ストリング。例えば、//dlsun242:1521/bjava21 です。
- Oracle Net のキーワードと値の対。例えば、次の場合があります。
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp) (HOST=dlsun242) (PORT=1521)) (CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=bjava21))) - inst1 などの TNSNAMES エントリー (TNS_ADMIN または ORACLE_HOME 環境変数を設定し、構成ファイルを構成します)。
ステップ 5d に進んでください。
- (オプション) 基本
- ステップ 4a とステップ 4b で設定したデフォルト資格情報とは異なる資格情報をこの接続で使用するには、「別のユーザー名とパスワードを使用」にチェック・マークを付けます。あるいは、ステップ 5g に進んでください。
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この接続の「データベース・ユーザー名」を入力します。
このユーザー ID は、エージェントがモニター対象データベース・インスタンスにアクセスするときに使用する ID です。このユーザー ID には、エージェントが必要とする動的パフォーマンス・ビューおよび表に対する選択特権が必要です。
- 「データベース・パスワード」を入力します。指定したデータベース・ユーザー ID に関連付けられたパスワード。
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データベース接続の資格情報に付与されている許可に一致する「役割」を選択します。
役割は、接続に関連付ける特権セットです。SYSDBA システム特権が付与されたユーザーの場合、その特権が含まれている役割を指定します。ASM インスタンスの場合は、SYSDBA 役割または SYSASM 役割を使用します。
- このエージェント・インスタンスからリモート Oracle アラート・ログをモニターする場合は、「リモート・ログ・モニタリング・オプションの表示」にチェック・マークを付けます。それ以外の場合は、ステップ 5k に進みます。
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パスを入力するか、または「参照」を使用して「Oracle アラート・ログ・ファイルのパス」を選択します。
このデータベース接続においてリモート・データベース・インスタンスにマップされたアラート・ログ・ファイルの絶対ファイル・パス。 エージェントは、これらのファイルを読み取ることでアラート・ログをモニターします。 通常、その場所は、$ORACLE_BASE/diag/rdbms/DB_NAME/SID/trace/alert_SID.log です。 例えば、DB_NAME と SID がともに db11g で、ORACLE_BASE が /home/dbowner/app/oracle の場合、アラート・ログは、/home/dbowner/app/oracle/diag/rdbms/db11g/db11g/trace/alert_db11g.log です。
Oracle Database エージェントが実行され、ネットワークを通してアラート・ログ・ファイルを読み取る場合、リモート・ファイルのパスは Windows システムの汎用命名規則に従わなければなりません。例えば、¥¥tivx015¥path¥alert_orcl.log のようになります。
重要: パスとアラート・ログ・ファイル名を組み合わせて入力してください。マップされたネットワーク・ドライバーは、アラート・ログのパスに対してサポートされません。
Oracle Database エージェントがリモート・サーバー上にある場合は、リモート・アラート・ログをモニターするには、ローカルでマウントされたファイル・システムが必要です。
各ファイルをセミコロン (;) で区切ります。
各ファイルをコロン (:) で区切ります。各ファイルは、alert_instance.log ファイル名パターンを使用してデータベース・インスタンスと照合されます。一致しなかった場合、無視されます。
ローカル・データベース・インスタンスのアラート・ログ・ファイルは、自動的にディスカバーされます。
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「Oracle アラート・ログ・ファイルの文字セット」を選択するか入力します。これは、マップされたアラート・ログ・ファイルのコード・ページです。
このパラメーターが空の場合、システムの現行ロケール設定が使用されます。例えば、以下のようになります。
- ISO8859_1、ISO 8859-1 西ヨーロッパ・エンコード
- UTF-8、Unicode の UTF-8 エンコード
- GB18030、中国語 (簡体字) GB18030 エンコード
- CP950、中国語 (繁体字) エンコード
- EUC_JP、日本語エンコード
- EUC_KR、韓国語エンコード
サポートされるすべてのコード・ページの完全なリストについては、ICU でサポートされるコード・ページ (ICU supported code pages)を参照してください。
- 「データベース接続」セクションで、「適用」をクリックしてこのデータベース接続インスタンスの設定を保存します。
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(オプション) 新規データベース接続をテストします。
- 「データベース接続」セクションで、新規のデータベース接続を選択します。
- 「接続のテスト」をクリックします。
- 「接続のテスト」結果ウィンドウで結果を確認します。
- 「テスト結果」の成功例:
Testing connection config1 ... 成功
- 「テスト結果」の失敗例:
Testing connection config1 ... KBB_RAS1_LOG; Set MAXFILES to 1 ORA-12514: TNS:listener does not currently know of service requested in connect descriptor 失敗
- 「テスト結果」の成功例:
- 「次へ」をクリックします。
- 「ITCAM Extended Agent for Oracle Database の構成」ウィンドウの「要約」ペインの情報を読んでから、「OK」をクリックしてエージェント・インスタンスの構成を終了します。
- 「IBM Performance Management」ウィンドウで、「Monitoring Agent for Oracle Database」を右クリックしてから「スタート」をクリックします。
次のタスク
- Cloud APM コンソールにログインして、エージェントにより収集されるデータをダッシュボードに表示します。Cloud APM コンソールの使用について詳しくは、Cloud APM コンソールの始動を参照してください。