エージェント構成のカスタマイズ
プロセス、ログ・ファイル、およびスクリプト・データ・ソースの構成をカスタマイズします。
始める前に
SNMP、JMX、CIM、JDBC、HTTP、および SOAP のデータ・ソースをエージェントに追加する場合は、以下のセクションで説明されているように、それらのデータ・ソースを構成します。
このタスクについて
エージェントを開始するには、それらをすべて構成しておく必要があります。すべてのエージェントは、Tivoli Enterprise Monitoring Server との接続方法などの基本構成情報を把握している必要があります。多くの場合、エージェントは自身が稼働しているシステムに固有の情報にアクセスするために、さらに多くの構成情報を必要とします。例えば、ソフトウェア製品のインストール・ロケーションを知る必要がある場合は、プロンプトを出してそれらの情報を要求するための構成プロパティーを追加します。プロンプトが出される情報には、ほかにもインターフェースにアクセスするためのユーザー ID やパスワードなどがあります。
カスタム構成は、エージェントの開発者によって定義されます。カスタム構成はすべてのエージェントに必要であるわけではありませんが、データ収集の以下の領域で使用できます。
- プロセス・モニターでの引数のマッチング
- プロセス・モニターでのコマンド行のマッチング
- ログ・ファイルのパスまたは名前の形成
- スクリプト内での環境変数の定義
注: JMX や SNMP などの特定のデータ・ソースは、その構成を自動的に追加します。
注: データ・ソース固有の構成が Agent Builder によって自動的に追加される場合は、英語のみで追加されます。
データ・ソース定義中にエージェントがデータ収集の領域に関するシステム固有の情報を必要とする場合は、 「プロパティーの挿入」または「構成プロパティーの挿入」が表示されます。
例えば、ログ・ファイルをモニターする属性グループを作成している場合は、「構成プロパティーの挿入」が表示されます。