トランザクション負荷が高い環境を運用している場合、Response Time Monitoring エージェントによって使用されるモニター・リソースを制限できます。
このタスクについて
この機能は、サンプリングによって一部の Web トラフィックのみをモニターして報告することで、Response Time Monitoring エージェントの CPU 使用率を制限します。
CPU オーバーヘッド制限の構成は、デフォルトでは構成されていません。CPU オーバーヘッド制限は、エージェントのインストール先サーバーで構成する必要があります。
手順
CPU オーバーヘッド制限を構成するには、以下の手順を実行します。
-
テキスト・エディターで以下のファイルを開きます。
/opt/ibm/apm/agent/tmaitm6/wrm/kfcmenv
C:¥IBM¥ITM¥TMAITM6_x64¥wrm¥Analyzer¥kfcmenv
- 以下のパラメーターの値を構成します。
- KFC_MAX_PROTOCOL_PACKETRATE
- 初期の最大パケット率。例えば、このパラメーターを KFC_MAX_PROTOCOL_PACKETRATE=2000 と設定すると、
最大パケット率が 1 秒間に 2000 パケットになります。この比率は、KFC_CPUTHROTTLE_TARGET および現在の CPU 使用量の値に応じて動的に変化します。
- KFC_CPUTHROTTLE_TARGET
- kfcmserver プロセスが使用できる全 CPU リソースの割合。例えば、
このパラメーターを KFC_CPUTHROTTLE_TARGET=10.0 と設定すると、kfcmserver プロセスが全 CPU リソースの 10% までを使用できるようになります。
注: パラメーター KFC_CPUTHROTTLE_TARGET の値は、kfcmserver プロセスに使用可能な全 CPU リソースの割合です。例えば、CPU コアが 4 つ存在する場合に KFC_CPUTHROTTLE_TARGET を 10 に設定すると、Windows のリソース・モニターでは CPU リソースが 400% と測定されます。結果として、kfcmserver プロセスは、
全部で 400% の使用可能 CPU リソースのうち 40% までを使用できます。
タスクの結果
CPU オーバーヘッド制限は Response Time Monitoring エージェントを対象として構成されます。