サーバー・サイド JavaScript 構文検証の無効化
JavaScript 構文検証により、プロセス・アプリケーションおよびツールキット内のコード・スニペットの構造が正しく、構文エラーがないことが確認されます。IBM® Business Process Manager では、デフォルトで、サービス・フローおよびプロセス内のスクリプト・アクティビティーおよび変数初期化でサーバー・サイド JavaScript 検証がサポートされます。これをオフにするには、100Custom.xml ファイルに設定を追加する必要があります。
このタスクについて
- Process Center Console の、アプリケーションの現行バージョンおよび各名前付きスナップショットの下
Process Designer フッターで、「検証エラーおよび警告 (Validation errors and warnings)」
をクリックします。現在の成果物またはプロジェクトのエラーを表示することを選択できます。
検証はプロセス・サーバー上で実行されるため、ユーザーに対してパフォーマンスが低下する場合があります。このため、プロセス・アプリケーションを実動システムにデプロイする前に、アプリケーションをインポートしてエラーがないかどうかテストする際にのみこの機能を有効にすることができます。または、ご使用の環境でクライアント・サイドの検証のみが必要な場合は、JavaScript 構文検証を有効にしないこともできます。
javascript-serverside-validation-enabled 設定を使用して、Process Designer でサーバー・サイド JavaScript 構文検証を有効にするかどうかを制御します。デフォルト値は true です。
設定の値を変更するには、100Custom.xml ファイル内の設定を追加または更新することで、値をオーバーライドできます。例えば、設定を 100Custom.xml ファイルに追加するには、<properties> エレメントの下に次のエレメントを追加し、必要に応じて値を変更します。
<server>
<javascript-serverside-validation-enabled merge="replace">false</javascript-serverside-validation-enabled>
</server>
更新する必要がある個々の 100Custom.xml ファイルとその場所については、『100Custom 構成ファイルの場所』を参照してください。手順
IBM BPM デプロイメント環境のすべての 100Custom.xml ファイルでこれらの設定の値を一貫性を保って確実に変更するには、次のようにして updateBPMConfig コマンドを使用します。