DB2 データベースの作成

IBM® Business Process Manager のインストール前に、必要なデータベースを作成する必要があります。通常は、Process データベース、Performance Data Warehouse データベース、および共通データベースが必要です。

システムにローカル DB2 サーバーが存在している場合は、必要なデータベースをインストールの一環として作成することを選択できます。そうしない場合は、このトピックの説明に従って、IBM Business Process Manager をインストールする前にデータベースを作成する必要があります。

このタスクについて

Process Server および Performance Data Warehouse には、固有の独立したデータベースが必要であり、これらを他の IBM Business Process Manager コンポーネントと同じデータベース上に構成することはできません。

デフォルトのデータベース名は、Process データベースの場合は BPMDB、Performance Data Warehouse データベースの場合は PDWDB、共通データベースの場合は CMNDB です。

手順

必要な各データベースを作成するには、以下のいずれかの方法を使用します。

以下のサブステップの説明に従い、createDatabase.sql ファイルを作成して実行します。
1. createDatabase.sql という名前のファイルに以下の SQL ステートメントを保存します。
```
create database @DB_NAME@ automatic storage yes  using codeset UTF-8 territory US pagesize 32768;
connect to @DB_NAME@;
-- A user temporary tablespace is required to support stored procedures in BPM
create user temporary tablespace usrtmpspc1;
grant dbadm on database to user @DB_USER@;
UPDATE DB CFG FOR @DB_NAME@ USING LOGFILSIZ 16384 DEFERRED;
UPDATE DB CFG FOR @DB_NAME@ USING LOGSECOND 64 IMMEDIATE;
connect reset;
```
2. SQL ステートメントでは、@DB_NAME@ は、作成されたデータベースで使用する名前に置き換え、@DB_USER@ は、データベースに使用するユーザー名に置き換えてください。
3. 以下のコマンドを実行してデータベースを作成します。
```
db2 -tvf createDatabase.sql
```
以下のサブステップの説明に従って、SQL ステートメントをコマンド・エディターで実行します。
1. 以下の SQL ステートメントをコマンド・エディター内にコピーします。
```
create database @DB_NAME@ automatic storage yes  using codeset UTF-8 territory US pagesize 32768;
connect to @DB_NAME@;
-- A user temporary tablespace is required to support stored procedures in BPM
create user temporary tablespace usrtmpspc1;
grant dbadm on database to user @DB_USER@;
UPDATE DB CFG FOR @DB_NAME@ USING LOGFILSIZ 16384 DEFERRED;
UPDATE DB CFG FOR @DB_NAME@ USING LOGSECOND 64 IMMEDIATE;
connect reset;
```
2. SQL ステートメントでは、@DB_NAME@ は、作成されたデータベースで使用する名前に置き換え、@DB_USER@ は、データベースに使用するユーザー名に置き換えてください。
3. コマンド・エディターで SQL ステートメントを実行します。
注: DB2 コマンド・プロンプトからコマンドが実行されなかった場合は、セミコロン (;) を削除してコマンドを再実行してください。