SQL Server データベース用のデータ・ストア・テーブルの作成またはアクセスに必要な権限を決めるために、データベース特権を設定します。
SQL Server での権限は、Windows ユーザー・グループの場合と同様に、ユーザーに割り当て可能なロールに割り当てられます。ロールには、以下の 2 つのタイプがあります。
標準インストールまたは BPMConfig コマンド行ユーティリティーを使用して生成されるデータベース・スクリプトを使用してデータベース・スキーマを作成する場合、自分のユーザー ID にテーブルを作成するための権限が設定されている必要があります。 テーブルが作成された後では、テーブル内の情報の選択、挿入、更新、削除を行う権限が必要です。
上記の 3 つの固定データベース・ロールにより、要件の 80% に対応できます。残りの権限を以下に示します。
| データベース内にオブジェクトを作成するために必要な最小特権 | データベース内のオブジェクトにアクセスするために必要な最小特権 |
|---|---|
| 理想的な場合、ユーザー ID には IBM Business Process Manager に使用されるデータ・ストアに関する DB OWNER 特権が必要です。 | SQL Server および Windows の認証が SQL Server ログイン ID およびパスワードに基づいて行われるように、SQL Server を構成します。ユーザー ID は、テーブルの所有者か、または TRUNCATE TABLE ステートメントを実行する十分な権限を持つグループのメンバーでなければなりません。 詳細な特権については、以下の表を参照してください。 |
以下の表では、IBM Business Process Manager コンポーネントに対するその他の SQL Server データベース特権について説明しています。インストール特権は、製品のインストールおよび構成に必要な特権です。ランタイム特権は、製品の実行に必要なデータベース特権です。
| コンポーネント | インストール特権 | ランタイム特権 |
|---|---|---|
| 共通 DB | CREATE TABLE、 ALTER TABLE、 INSERT、 CREATE USER、 ALTER USER | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT、 CREATE VIEW、 CREATE PROCEDURE ランタイム・ユーザーは、共通 DB の createSchema_*.sql スクリプトのすべてのシーケンスに対して USAGE ON SEQUENCE 特権を持っている必要があります。 |
| Business Space | CREATE TABLE、 ALTER TABLE、 INSERT、 CREATE USER、 ALTER USER | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT、 CREATE VIEW、 CREATE PROCEDURE |
| Business Process Choreographer | CREATE TABLE、 ALTER TABLE、 CREATE VIEW、 CREATE USER、 CREATE PROCEDURE | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT |
| メッセージング・エンジン | CREATE TABLE | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT、 DROP ANY TABLE 注: メッセージング・エンジンは TRUNCATE TABLE SQL ステートメントを使用しますが、このステートメントには DROP ANY TABLE 特権が必要となる可能性があります。データベース特権を参照してください。
|
| Process Server | CREATE TABLE、 SELECT、 INSERT、 UPDATE、 DELETE TABLE、 DROP TABLE、 CREATE INDEX、 CREATE VIEW、 DROP VIEW、 CREATE PROCEDURE、 CREATE USER、 ALTER USER | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT、 CREATE VIEW、 CREATE PROCEDURE、 DROP TABLE、 DROP VIEW |
| Performance Data Warehouse | CREATE TABLE、 SELECT、 INSERT、 UPDATE、 DELETE TABLE、 DROP TABLE、 CREATE INDEX、 CREATE VIEW、 DROP VIEW、 CREATE PROCEDURE、 CREATE USER、 ALTER USER | SELECT、 UPDATE、 DELETE、 INSERT、 CREATE VIEW、 CREATE PROCEDURE、 DROP TABLE、 DROP VIEW |
| IBM BPM 文書ストア |
IBM BPM 文書ストア用にデータベースを構成する場合は、EmbeddedECM という名前のデータベース機能が使用されます。EmbeddedECM 機能が含まれているプロパティー・ファイル内のデータベースには、IBM BPM コンテンツ・ストアに対してリストされている特権が必要です。 |
SQL Server で BPMDB および PDWDB データベースを作成するための構文は、CREATE DATABASE @DB_NAME@ COLLATE SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS; です。
SQL Server で CommonDB データベースを作成するための構文は、CREATE DATABASE @DB_NAME@ COLLATE SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS; です。
USE MASTER
GO
CREATE LOGIN @DB_USER@ WITH PASSWORD='@DB_PASSWD@'
GO
CREATE USER @DB_USER@ FOR LOGIN @DB_USER@ WITH DEFAULT_SCHEMA=@DB_USER@
GO
EXEC sp_addrolemember N'SqlJDBCXAUser', N'@DB_USER@';
GO
USE @DB_NAME@
GO
CREATE USER @DB_USER@ FOR LOGIN @DB_USER@ WITH DEFAULT_SCHEMA=@DB_USER@
GO
CREATE SCHEMA @DB_USER@ AUTHORIZATION @DB_USER@
GO
EXEC sp_addrolemember 'db_ddladmin', @DB_USER@;
EXEC sp_addrolemember 'db_datareader', @DB_USER@;
EXEC sp_addrolemember 'db_datawriter', @DB_USER@;
詳しくは、関連参照の WebSphere® Application Server のページを参照してください。