管理対象資産の URL の生成

管理対象資産は、ビューの一部であるイメージ、スタイル・シート、AMD モジュール、またはその他の資産ですが、 デスクトップ Process Designerの外部で開発されます。 コーチからこれらのアセットにアクセスするには、グローバル JavaScript 機能を使用してアセットの URL を生成する必要がある場合があります。 例えば、zip ファイルに含まれる AMD モジュールの URL を生成する場合などです。

このタスクについて

com_ibm_bpm_coach.getManagedAssetUrl グローバル JavaScript 関数は、管理対象資産の URL を作成します。その資産が存在するかどうかは検査しません。

手順

  1. 以下の構文を使用します。
    構文
    com_ibm_bpm_coach.getManagedAssetUrl = function(assetName, assetType, projectShortName, returnWithoutAssetName, additionalPath, addBuildNumberParameter)
    戻り値
    管理対象資産の URL。 assetType が、許可される 3 つのうちのいずれでもない場合 (以下の表を参照)、この関数は NULL を返します。 返される URL は、以下の例のようになります。
    /teamworks/webasset/<snapshot ID>/<assetType>/<assetName><additionalPath>?build=xxxx 
    スナップショット ID はフレームワークによって決まり、URL の他の部分は組み込むパラメーターによって決まります。
  2. 以下のパラメーターを使用します。
    パラメーター 説明
    assetName (String) 管理対象資産のファイル名。
    注:!」表記を使用して、アーカイブ内のファイルを参照できます。 例えば .zip ファイル内のイメージ・ファイルを指す場合は、file.zip!path/file.extension という URL フォーマットを使用します。
    assetType (String) 管理対象資産のタイプ。 以下のいずれかにする必要があります。
    • com_ibm_bpm_coach.assetType_WEB: Web 管理対象資産 (css、png、 ..)
    • com_ibm_bpm_coach.assetType_SERVER: サーバー管理対象資産 (zip、jar など)
    • com_ibm_bpm_coach.assetType_DESIGN: 設計管理対象資産 (xsl)
    projectShortName (String) 管理対象資産が要求されるプロジェクトの短縮名。 これを指定しなかった場合は、現在のプロジェクトが使用されます。 モジュールが参照先ツールキット内にある場合は、 PROJECT パラメーターを組み込んで、ビューがプロセス・アプリケーションのコンテキストでモジュールを使用できるようにする必要があります。
    returnWithoutAssetName (Boolean) (オプション) 返される URL にアセット名を含めるかどうかを設定します。 このパラメーターを指定しなかった場合のデフォルトは false で、資産名が URL パスに含まれます。
    additionalPath (String) (オプション) returnWithoutAssetName パラメータが false に設定されている場合、返された URL の assetName に指定されたパスを追加します。
    addBuildNumberParameter (Boolean) (オプション) 返される URL に現在のビルド番号がクエリパラメータとして含まれるかどうかを設定します。 ビルド番号は、各バージョンおよびフィックスパックに対して固有です。 返された URL を使用して直接資産を取得する場合は、このパラメーターを使用して、ブラウザーがキャッシュから古いバージョンをロードしないようにします。