XML構文の概要
XMLの構文規則は単純だが厳格である。 このため、XMLを読み込んで使用できるソフトウェアを作るのは簡単だ。
以下のXML文書の例を参照。
<?xml version= “1.0” encoding=“ISO-8859-1”?>
<note>
<to>Dick</to>
<from>Jane</from>
<heading>Notice</heading>
<body>See Spot run!</body>
</note>
ドキュメントの最初の行は、XML 宣言です。 これはXMLのバージョンと、ドキュメントで使用される文字エンコーディングを定義する。 この場合、ドキュメントはXMLの1.0仕様に準拠し、ISO-8859-1(Latin-1/West European
)文字セットを使用します。 XML 宣言は、XML 文書自体ではないため、終了タグは必要ありません。
次の行には、ドキュメントのルート要素が記載されています。 この例では、「このドキュメントはメモです」と示されています。
次の 4 行には、ルート要素の 4 つの子要素である to、from、heading、および body が記載されています (それぞれに開始タグと終了タグがあります)。
最後の行は、ルート要素の終了を定義しています (</note>
)。
XML でのコメントの書き込み
XMLでコメントを記述する場合は、以下の構文を使用する。
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