例: ソリューション間でのマップ・ファイルの共有

同じマップ・ファイルを複数のソリューションで使用する必要がある場合は、それらのマップ・ファイルを共有ライブラリーに保管してください。 アプリケーションで Mapping ノードを使用することにより、共有ライブラリー内のマップ・ファイルにアクセスできます。

このタスクの概要

このシナリオでは、1 つのマップを複数のソリューションで使用します。 そのため、マップを共有ライブラリーに格納して、複数のアプリケーションがそれを参照できるようにします。 このマップは、複数のマップでも使用されるカスタム Java™ 変換を使用します。 したがって、複数の共有ライブラリーが Java コードを参照できるように、Java コードも共有ライブラリーに保管されます。

例 1: 2 つの異なるアプリケーション内の Mapping ノードは、共有ライブラリー内のマップ・ファイルを使用します。 そのマップ・ファイルは、同じ共有ライブラリーに保管されているカスタム Java 変換を使用します。
例 2: 2 つの異なるアプリケーションの Mapping ノードは、共有ライブラリー内のマップ・ファイルを使用します。 そのマップ・ファイルは、別の参照先共有ライブラリーに保管されているカスタム Java 変換を使用します。

例 2 に示されたシナリオを作成するには、以下のステップを実行します。 これらのステップでは、Java コードが共有ライブラリーに既に存在することを前提としています。

手順

  1. IBM® App Connect Enterprise ツールキットで、アプリケーション内にメッセージフローを作成し、 マッピングノードを追加します。
  2. 「マッピング」 ノードをダブルクリックします。 「新規メッセージ・マップ」ウィザードが開きます。
  3. 「コンテナー」 フィールドで、 「新規」をクリックします。
  4. ライブラリーの名前を指定して、 「次へ」をクリックします。
  5. マップに必要な Java コードを含む共有ライブラリーを選択し、 「終了」をクリックします。
  6. マッピング・スキーマ・ファイルの代替ロケーションを指定するには、 「デフォルトのブローカー・スキーマを使用」 をクリアして、マッピング・スキーマ・ファイルのロケーションを選択します。 「次へ」をクリックします。
  7. マッピング入出力モデルを選択し、 「次へ」をクリックします。
  8. 出力ドメインは、選択した出力モデルに従って自動的に設定されます。 「終了」をクリックします。
  9. メッセージ・フローを保存します。

結果

「アプリケーション開発」ビューでリソースを表示できます。 アプリケーションには、メッセージ・フローが含まれています。 1 つの共有ライブラリーにはメッセージ・マップが含まれ、もう 1 つの共有ライブラリーにはそのメッセージ・マップに必要な Java コードが含まれます。

Mapping ノードのプロパティーを表示すると、 「マッピング・ルーチン」 フィールドがマップ・ファイルの場所に設定されていることが分かります。 ロケーションのフォーマットは {default}:MapFlow_Mapping in Shared Library MapShlib です。 この値は、マップ・ファイルが MapFlow_Mapping という名前であり、デフォルトのブローカー・スキーマを使用し、共有ライブラリー MapShlib に格納されていることを指定しています。

次のタスク

リソースをデプロイします。 アプリケーションによって参照される共有ライブラリーは、それを参照するアプリケーションと同時か、または事前にデプロイする必要があります。 アプリケーションをデプロイする前に、共有ライブラリーを 統合サーバー に直接デプロイできます。 あるいは、アプリケーションと共有ライブラリーを BAR ファイルに組み込んで、 BAR ファイルをデプロイすることもできます。

共有ライブラリー内のマップ・ファイルまたは Java コードを更新すると、それらの変更は、それらの共有ライブラリーを参照するすべてのアプリケーションで自動的に使用可能になります。